
永島潤太郎が準決勝戦から2連勝でV
小差で1番人気になったのは、10線2車並び内枠と好位置に入った早津圭介。しかし、いざレースが始まると単騎0ハンから逃げた三宅真央をなかなか攻略できないまま周回を重ねる。
20線3車並び大外枠の永島潤太郎は、前日の準決勝戦は試走タイム33秒でレースも圧勝したが、この決勝戦は試走37秒とタイムが低下してオッズは高評価を集められなかった。しかしレースでは1周回バックストレッチで同ハン2車の前へ出ると、2周回3コーナーで満村陽司の内を突いてスンナリ番手を上げられた。そして2番手にとどまっていた早津圭を4周回で捌くと6周回1コーナーで三宅のインへ飛び込んで首位を奪取。昨年11月以来、通算6度目の優勝となった。
早津圭は6周回バックストレッチでは滝下隼平の差しを耐えしのいだが、ゴールを目前にした直線の立ち上がりで車がブレてしまい落車。人気に応えられず残念な結果となってしまったが、この経験を今後の糧にして更に成長したい。
文/鈴木