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永島潤太郎が鮮やかなカマシを決めた
前日からの雨が乾ききらず、曇り空のブチ走路で第1レースが開始した最終日4日目。第2レース以降は断続的に小雨が降ったが最終の第9レースは良走路に近いコンディションで実施された。
決勝戦が発走すると、0ハンデ5車並びの大外から永島潤太郎がダッシュ炸裂。数秒後の1周回バック線で2番手の西村龍太郎に5メートルほどの差を付けた時点で『勝負ついた』と感じさせる最高の展開に持ち込んだ。あとは6周回を逃げ切って、7月8日の山陽ミッドナイトぶりとなる通算4度目のVゴール。
付かず離れず続いた西村龍がそのまま2着に流れ込み、五所淳の抵抗を残り1周で突破した浜野淳が3着に押し上げた。
文/鈴木