好調の鈴木宏和がこのまま驀進しそうだ!
今回の浜松オートは3日間の短期決戦。S級は地元から3人出場予定で、その中でも鈴木宏和が絶好調。このままのリズムで今シリーズをけん引しそうだ。
その鈴木宏は前走の伊勢崎アフター5ナイターで見事に優勝してきた。それも初日からオール1着の完全優勝。優勝戦では試走26、上がり353の好タイムをマークしていた。レースは7車立てで6番手からの競争。道中ではしっかりと前を走る車を交わしていた。スタート一本に偏ることなく、レースを組み立てられていた。捌きがかなり上達している。その前の地元GIでも優出しており、エンジンも乗り手のリズムも最高潮。今回も優勝候補に挙げられる。
その同期の中村友和も前走の伊勢崎アフター5ナイターで優出していた。こちらはレース序盤の展開がうまくいかず5着の結果。それでも試走は27をマークしていたように、エンジン状態は良いと言える。連続優出を狙って初日から激走する。
地元S級は他に渡辺篤と笠木美孝。どちらも前走は地元GIだったが、シリーズ中に白星を挙げる事ができなかった。それでも今回は実力上位。エンジン状態が並でも、後方から追ってこれるだろう。そのGIで好成績を収めていたのは柴田健治。準決の6着以外は全て車券に絡めていた。今回も柴田健らしい軽快な走りに期待したい。
外来A級で有力なのは別府敬剛や福永貴史。別府は前々走の山陽ミッドナイトで優勝。今年の初優勝を決めていた。その後も山陽ミッドナイトで連続で走り、4走して全て車券絡み。エンジンが安定してきた。その開催で優出し3着だったのが福永。4日間のシリーズで全て車券に貢献できていた。更にその前の地元昼間開催でも優出。昼の時間帯でもエンジンを合わせられていた。
伊勢崎勢は塚越浩之と白次義孝が優出しての来場。塚越はここ3節、ほとんどのレースで車券に絡めている。以前の鋭い走りが戻ってきている印象。白次は成績こそ散発傾向だが、ツボに入ったときの大駆けは最重ハンの選手にとっても脅威になる。特に独走時のスピードは強烈。早めに先頭を走る展開なら好結果を残せる。
B級では新人の西翔子に注目。デビューしてからこれまでに13回の1着がある。前走でも後半2走は白星を挙げており、走りはだいぶ良くなってきた。上がりタイムも44~47あたりは常に出せる状態。追い込み勢と比較して、そのタイムで逃げ切れるようならアタマから買って問題ない。
※2月22日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。
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主な出場予定選手
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鈴木 宏和〔浜松 S-16(32期)〕
渡辺 篤〔浜松 S-32(31期)〕
笠木 美孝〔浜松 S-43(22期)〕
中村 友和〔浜松 A-7(32期)〕
福永 貴史〔山陽 A-42(25期)〕
別府 敬剛〔飯塚 A-48(23期)〕
塚越 浩之〔伊勢崎 A-119(23期)〕
白次 義孝〔伊勢崎 A-170(23期)〕