ほぼ地元勢による伊勢崎ナイター!
今はコロナウィルス感染防止の措置で、選手の東西の往来が基本的に制限されているオートレース界。昼間は川口で開催がある関係で、今回の伊勢崎開催に参加するのはほぼ地元勢。断トツの優勝候補は青山周平だが、それに待ったをかける選手は現れるのか。
先述の青山は好調そのもの。前走の浜松GIでは追い込み及ばず準優勝に終わったが、現在は7節連続優出中で、その内4回は優勝を決めている。エンジンは高い位置で安定。更に乗り手の方の走りも冴え渡っている。走路温度が上がりつつある現状で、セッティングを外さない限りは優勝戦進出は必至。更には優勝をも決めることができるだろう。
そこに対抗できる一番手は早川清太郎。近況は川口と浜松に遠征に行っており、地元以外の走路で折り合いが付かない課題は解消されていないが、地元に帰ってくれば問題はない。いつも以上の走りに期待ができる。あとはエンジンをどこまで仕上げられるか次第。青山と同様かそれ以上の機力を出せれば、内側に置かれるハンデ位置を活かして青山にプレッシャーをかけられる。
絶対王者・高橋貢は地元GIIの優勝戦で他落してからレースをしていない。今回も出場するかどうかは微妙だが、レースに参加してこれればしっかりとした走りができるという証拠。今までの分も取り戻す力走に期待したい。
30期の新井恵匠と田村治郎はエンジンの仕上がりを欠いている現況。両者とも前走は浜松GIだったが、ここでは思うような結果が出せなかった。しかし、エンジンが並かそれ以上になれば、最後方からでも追ってこれるだろう。内山高秀はエンジンが並。冷静な状況判断で軽ハン勢を捌いて行けるが、同格相手となるとエンジンの上積みは必要。
吉原恭佑と松本やすしの32期コンビもエンジン的にはもう少し欲しい状態。エンジンが仕上がれば吉原には強烈な突っ込みが、松本にはスピード乗った走りが期待できる。森村亮は現在S級にランクされているが、その影響でハンデ位置には苦しんでいる印象。しかし、今のステージで戦うにはこの苦しい状況を打開しなくてはならない。
A級では竹本修が前走の川口で優出し4着。4日間のシリーズで2日目と準決に白星を挙げている。走りに派手さはないが、堅実な追い込みが魅力の選手。浜松から参戦の石貝武之は前走の地元で準優勝。ハンデ位置を活かして後続を振り切るシーンが目立っていた。
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主な出場予定選手
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青山 周平〔伊勢崎 S-1(31期)〕
早川 清太郎〔伊勢崎 S-3(29期)〕
高橋 貢〔伊勢崎 S-5(22期)〕
吉原 恭佑〔伊勢崎 S-18(32期)〕
新井 恵匠〔伊勢崎 S-21(30期)〕
内山 高秀〔伊勢崎 S-30(26期)〕
田村 治郎〔伊勢崎 S-32(30期)〕
森村 亮〔伊勢崎 S-43(29期)〕