オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの3世代目、兵庫ダービー&西日本ダービーを勝ったコーナスフロリダが、ダービーグランプリへ出走します!!
ここまで、紆余曲折ありました...
岩手競馬は相次ぐ禁止薬物の陽性反応が出て、公正を確保するために開催自粛。
ダービーグランプリの開催も危ぶまれていたし、どうなってしまうのだろうと不安でしたが、
先月24日に無事再開し、ダービーグランプリも10日に開催されることが決定。
関係者の皆さんは真剣に頑張っているし、主催者の方々も二度とこのようなことが起きないよう再発に万全の努力をしてくれたことで、無事に開催できることになりました。
そして、オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの方も、大きな動きがありました。
コーナスフロリダの先輩であるマジックカーペットが、
ここまで8戦無敗だったマジックカーペットが、足元の故障により引退することに。。
引退後はTCCホースとなることが決定しました。
TCCホース マジックカーペット
現役時代、たくさんの感動をくれたマジックカーペット。
道半ばでの引退はとても残念ですが、これからも出来る限りの支援はしていきたいし、ファンの多い馬ですから出来る範囲で情報をお伝えできればと思っています。
こうして引退後にもたくさんの方々に支えられて過ごす馬というのは、現実的に多くはありません。
だからこそ、こういう形で余生を送れることが嬉しいし、わたし自身少しでも支えることに参加できればと思っています。
長年頑張ってくれていた佐賀のシュダイカと、笠松でデビューしたカサマツアトリアは残念ながらこのプロジェクトを卒業。
現在は3世代目のコーナスフロリダ、サムライドライブと、
4世代目の岩手マリーグレイス、兵庫ビッグシューターの4頭。
サムライドライブは7日のマイル争覇に出走して8着。
試練の競馬が続いていますが、これまで揉まれる経験がなかったですから、厳しいレースを重ねてもう一段階上の強さを手に入れて欲しいです。
マリーグレイスは若鮎賞で初勝利&重賞初制覇を挙げてから勝ち星がありませんが、重賞路線で頑張っています。
ダービーグランプリが行われる10日の10R寒菊賞に出走予定。
コーナスフロリダの後輩であるビッグシューターは、先月22日の新馬戦を勝利!
後方からでしたが、長くいい脚を使って圧勝しました。
次走は11日園田のJRA認定競走に出走予定です。
さて、本題ダービーグランプリのお話に入りましょう。
*10日水沢 第11R『ダービーグランプリ』 2000m 15:50発走*
日程変更があったことで、当初予定していた馬の回避などもありましたが、幸いにもコーナスフロリダの体調は良く、
いい状態をキープして水沢に挑めるとのこと。
ダービーグランプリらしく強敵も複数いて、まずは地元のチャイヤプーンの存在が大きいです。
今回と同じ舞台で行われた岩手ダービーダイヤモンドカップを圧勝、南関東遠征時には戸塚記念を勝利。
再転入後の不来方賞では逃げるサンエイキャピタルにクビ差届きませんでしたが、3着以下を8馬身離してのもの。
力は見せてくれました。
もう1頭の強敵はクリノヒビキ。
この馬はもう何度も戦って、コーナスフロリダと共に切磋琢磨している印象で、特にこの秋の成長力、完成度はすごいですね。
前走はソイカウボーイに勝ちに動いての4着で、着順ほど負けていません。
水沢の舞台でどんな戦いが見られるのか本当に楽しみです!!
この強豪たちと戦うのは簡単ではないですが、
コーナスフロリダにとって内枠はプラスだと思うし、
前走の西日本ダービーのように、一気のマクリからのロングスパートを期待しています!
本日佐賀競馬場で行われる的場文男レジェンドカップに我らがシュダイカが出走します!
*28日(日)佐賀 第12R『的場文男レジェンドカップ』 900m 17:30発走*
鞍上は的場文男騎手!
しかも900m!!
しかもしかも1枠1番!!!
ここまで条件が揃ったら、目指すは勝利のみ!
前走時のシュダイカさん。
1400mでも大きくは負けないけれど、やっぱり最後がちょっと甘くなってしまう。。
3走前のヤングジョッキーズシリーズの時のように、そのまま押し切ることもあるけれど、ベストは900m。
東調教師は、
「食欲旺盛でとてもいい状態です。
得意の距離で鞍上は的場文男騎手。状態もいいのでここは期待しています」
と仰っていました。
オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの馬たちは、3世代目のコーナスフロリダ、サムライドライブがかなり活躍しているために、2世代目のシュダイカがちょっと目立たない感じになっているけれど...
ここまで6勝2着12回で、連対率5割という堅実ぶり。
今回は大きなチャンス到来なので、快速娘らしい競馬を期待しています!
対抗は同じく東厩舎のダノンイーグル。
前走のレディスヴィクトリーラウンドはJRAからの移籍初戦でしたが、好位から早め先頭で渋太く粘り込んで勝利。
直線で並ばれてからも本当に渋太かったし、シュダイカも含め前走で負かしているメンバー多数。
先行できるスピードがあるので、距離短縮もマイナスとは思いません。
安定感のあるロトスキャンダル、前走ダノンイーグルを追い詰めたフォークローバーまで。
◎1、シュダイカ
〇7、ダノンイーグル
▲5、ロトスキャンダル
△3、フォークローバー
オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの3世代目、兵庫のコーナスフロリダが西日本ダービーを制しました!!
これで兵庫ダービーに続いてダービー2勝目!
いやぁ~、本当にすごい馬ですね。
当日は久しぶりに金沢へ行っていたのですが、超がつくほどの前残り&内から1頭分しか伸びない特殊な馬場状態。
後ろから競馬をするコーナスフロリダにとっては難しい状況だな、、
と思っていたところに、
パドックで馬体重を見るとマイナス18。
いつも園田ではクビを激しくフリフリ、気合の入った飛び蹴りも何発も飛び出すのに、
ここではいやに落ち着いているではないですか。
これはもしや...元気がないのでは??
そんなこんなでレース前はけっこう心配してしまったのですが、、
レースではいつも通りちょっとゆっくり目のスタートから中団に取りつき、2週目の向正面で一気にスパートして先頭へ。
そこからスピードがさらに上がって後続を引き離すと、直線では大差をつけて圧勝!
終わってみれば、めちゃくちゃ強いレースをしてくれました。
コーナスフロリダさん、心配してすみませんでした!!!
という感じ。
レース後岡部誠騎手は、
「最内しか伸びない馬場だったから、早めに行きたいと先生にはお伝えしていました。
向正面で一瞬だけ外に出して、一気に先頭まで上がって行けたのが良かったです。この競馬しかないなと思っていましたが、馬がよく応えてくれました。強かったですね」
と仰っていました。
勝負所でマクっていくのはいつものスタイルですが、いつも以上に一気にペースアップしてマクリ切ってしまうところ、本当にさすがです!
馬の頑張りと陣営の努力、そして岡部騎手の技術に感激しました。
これで重賞3勝目を挙げたコーナスフロリダ。
サムライドライブもそうですが、この世代は本当に頑張ってくれていますね。
次回も無事に走ってくれることを願っています。
明日はコーナスフロリダが西日本ダービーに出走します!!
先週の岐阜金賞にクリノヒビキやサムライドライブが出走したため、ここはちょっとメンバー手薄な印象。
ぜひともコーナスフロリダには、勝ってダービー2勝目を挙げて欲しいです。
*23日(火)金沢 第11R『西日本ダービー』 2000m 16:05発走*
兵庫ダービーは課題だったゲートを決めて、早め早めに動いて4コーナー先頭。
そのまま押し切る強い内容で勝利しました。
その後休養を取り、秋初戦の3歳特別も好位から早めに動いて勝利。
早め早めに動くロングスパートが板について来ました。
しかし前走の園田オータムトロフィーでは、早めに動いたものの直線で失速して3着に...
長くいい脚を使ってバテないのが武器、と認識していたのでけっこうショックでした。
ただ、このレースではデビューから6連勝中だった逃げ馬エイシンエールが初の重賞挑戦で、コーナスフロリダも他の馬たちも、この馬をかなり意識した展開になった印象。
速めの流れをいつも通り早め早めに押し上げて行ったこと、ここ最近の中ではスタートダッシュがつかなかったことなど、敗因はいくつか考えられます。
幸い、レース後に大きなダメージはなく、順調に追い切りを重ねてここに挑んで来ました。
初めての金沢ですが、前日入りでスクーリングを行うということだし、遠征も2度目なので心配はしていません。
パドックではいつもけっこう跳ねて元気いっぱいなので、初お目見えの金沢ではちょっと驚かれるかもしれませんね。
メンバー的にも恵まれた印象があるし、いつも通りの早めの競馬で強い勝ち方を期待しています。
相手筆頭は重賞2勝している名古屋のウォーターループ。
MRO金賞では好位からの競馬で直線先頭、「勝ったな」思うくらいの勢いでしたが、最後はドリームスイーブルの強襲に合いクビ差の2着。
惜しい競馬でしたが、先行有利の金沢でしっかり結果を出したことは大きいと思います。
カギはMRO金賞から1ハロン延びて2000mになること。
上手な競馬ができる馬だし、男馬相手でも上位争いに絡んで来るのではないでしょうか。
3番手評価は迷いましたが、地元金沢のエムザックヒーローが気になります。
重賞勝ちはないけれど、堅実に走ってくれる馬。
鞍上は吉原寛人騎手ですから、当日の馬場状態を最大限に生かした競馬をしてくるのでは。
菊水賞馬アゼツライト、ル・プランタン賞を勝っているマイメンまで。
◎3、コーナスフロリダ
〇6、ウォーターループ
▲11、エムザックヒーロー
△8、アゼツライト
△10、マイメン
オッズパーク地方競馬応援プロジェクトの3世代目、名古屋のサムライドライブがいよいよ初の遠征に挑みます!!
といっても名古屋から一番近い笠松ですが、彼女にとっては大きなチャレンジ。
とても繊細なサムライドライブは、初めての場所やモノに対して警戒心が強く、2歳のゴールドウィング賞の時には初めての1600mのスタート地点に戸惑って、なかなかゲートに入らない、ということがありました。
普段の調教でも、例えばラチのペンキを新しく塗り直したことに敏感に気づき、納得するまで動かないのだとか。
レースではビュンビュンと走る快速娘ぶりを発揮していますが、心はとってもナイーブ。
その繊細さをレースで出さないよう、関係者の方々は努力を重ねているわけです。
あれだけ強くてもなかなか遠征にチャレンジしなかったのは、彼女の心の成長を待ったから。
この夏じっくりと休養し、復帰戦の秋の鞍ではまったく危なげない走りで勝利。
一段階成長した今、いよいよ遠征にチャレンジします!
*18日(木)笠松 第10R『岐阜金賞』 1900m 15:50発走*
石川ダービー馬アルファーティハや、笠松移籍後4連勝中のエマブルーム、1組を連勝しているアリイタヤスなど注目のメンバーが揃いましたが、その中でも一番気になるのは兵庫からの遠征馬クリノヒビキ!!
兵庫ダービーは1番人気に推されながらも我らがコーナスフロリダにマクられて2着でしたが、
前走の園田オータムトロフィーでは、早めのマクリから最後失速してしまったコーナスフロリダを尻目に、オータムヘイローを差し切って重賞初制覇しました。
前走と同じ1枠1番に入ったし、これは強敵です...
ダッシュ力を考えると、ここもサムライドライブが逃げる形になりそうですが、同型もいるし、超小回りの笠松だし、楽な展開にはならなそう。
それでもサムライドライブには、スピードを活かして強い競馬をして欲しいです!!!
◎4、サムライドライブ
〇1、クリノヒビキ
▲7、オータムヘイロー
△2、アリイタヤス
△5、アルファーティハ