*28日(日)佐賀 第8R『第26回吉野ヶ里記念』 1400m 19:15発走*
重賞連勝中のテイエムフェローが中心だとは思いますが、移籍初戦でそのテイエムフェローに食い下がったアビエルトの逆転に期待してみました。
アビエルトはJRA3勝クラスから移籍してきたわけですが、ほぼずっと芝を使ってきて、移籍初戦だった佐賀がばいスプリントはかなり久しぶりのダート戦でした。
それでもテイエムフェローと一騎打ちに持ち込み、2着だったものの見せ場十分の内容。
前走は楽に先手を取って終始自分のリズムで運ぶ横綱相撲で勝利。
佐賀3戦目、さらに良化しているようならば初重賞制覇もあると思います。
対抗はもちろんテイエムフェロー。
佐賀にきてまさに花開きましたね。
逃げてもいいし番手でも良し、長くいい脚が使えて佐賀向きの器用さがあります。
展開にも左右されづらいですし、今回も中心でしょう。
テイエムファルコンは佐賀移籍2戦目の前走で、きっちりと勝ち切りました。
今回は一気の相手強化になりますが、レースぶりも強かったですし、上記2頭に割って入る力はあると思います。
佐賀移籍2連勝中のテイエムフォンテも要注意。
好位から競馬ができる馬で、重賞でも流れに乗っていければ怖いです。
前走逃げて完勝だったモーモーレッド、5月辺りからパワーアップしているフェブキラナまで。
◎4、アビエルト
〇5、テイエムフェロー
▲9、テイエムファルコン
△10、テイエムフォンテ
△7、モーモーレッド
△6、フェブキラナ
*21日(日)高知 第7R『第21回トレノ賞』 1300m 18:15発走*
ここはもう人気でもヘルシャフト本命です。
黒船賞では逃げるシャマルに食い下がっての2着!
ロスなく内々を立ち回り、見せ場十分の内容でした。
つづくオグリキャップ記念ではタイガーインディのクビ差2着でしたが、ここは内を伸びたタイガーインディの勝ちっぷりが見事で、ヘルシャフトは外からよく伸びて負けて強しの印象です。
今回も好メンバーが揃いましたが、地元同士ということであれば、頭一つ抜けた存在ではないでしょうか。
対抗はグッドヒューマー。
前走の福永洋一記念ではスピードをいかんなく発揮して逃げ切り勝ち。
連勝中だったユメノホノオも追いつけないとは...しかも9番人気とは...人気がなさすぎました。
大高坂賞を勝ったあと、取消や人気での惨敗などこの馬本来の力を発揮できずにいましたが、福永洋一記念で改めて力を証明した形。
自分の形に持ち込めるとしぶとい馬なので、同型との兼ね合いがカギになりそうです。
3番手はデシジョン。
重賞勝ちこそありませんが、ものすごい安定感。
今回はグッドヒューマーが逃げてスリーグランドもいて、ヘルシャフトが早めに上がって行くとしたら、なかなかに速いペースで流れるのではないでしょうか。
この馬の末脚が活きる展開になりそうです。
黒船賞2着の実績があるスリーグランドは、高知移籍後着実にステップアップしてきました。
重賞でも見劣らない力がある馬ですが、グッドヒューマーとの先行争いがポイントになりそうです。
◎1、ヘルシャフト
〇5、グッドヒューマー
▲7、デシジョン
△6、スリーグランド
*15日(月)名古屋 第11R『第28回名港盃』 2000m 16:50発走*
重賞実績馬が多数いるものの、中心にする馬が難しいかなりの混戦模様です。
ここは昨年2着だったアンタンスルフレの復活を期待したいと思います。
昨年は北國王冠を連覇し、東海菊花賞、金盃トライアルと3連勝。
5歳にして本格化しました。
今年に入ってからの4戦はピリっとしませんが、阪神大賞典はものすごく久しぶりの芝、前走の名古屋グランプリは強豪JRA勢が相手。
相当強いメンバーと戦ってきていますから、自分の競馬ができないのも仕方のないところでしょう。
今回は強力な逃げ馬が不在で、有力所も後ろから脚を使うタイプが多いので、先行できるこの馬の脚質は有利に働くのではないでしょうか。
2000mも守備範囲。また強いアンタンスルフレを見せて欲しいです。
対抗はロードランヴェルセ。
前走のトリトン争覇は馬群の中から勝負所で外に出して、いい脚で差し切り勝ち。
2連勝と波に乗りました。
気難しい面があるということですが、今回も主戦の丸山真一騎手とのコンビで、いい脚を使ってくれるのではないでしょうか。
移籍初戦となるエマージングロールにも注目。
南関東では結果が出ませんでしたが、もともとはJRAオープンで走っていた馬。
鞍上は岡部騎手ですし、あっさりもあるのでは。
特に今回は強力な先行馬がいないので、スムーズな競馬ができれば怖い存在です。
ブリーザフレスカはここのところこの馬らしい走りが見られません。
2000mがこなせることは東海桜花賞2着で証明済。
先行したい馬が揃ってある程度流れた方が、競馬がしやすいのかもしれませんね。
昨年の東海ダービー2着だったツミキヒトツ、オータムカップを差し切ったトランスナショナルまで。
◎9、アンタンスルフレ
〇3、ロードランヴェルセ
▲11、エマージングロール
△12、ブリーザフレスカ
△4、ツミキヒトツ
△6、トランスナショナル
*15日(月)盛岡 第12R『第28回マーキュリーカップ』 2000m 18:15発走*
今年こそは!3度目の挑戦となるメイショウフンジンを本命にします。
過去2年は(7)(3)という結果ですが、逃げて途中からテリオスベルに抜かれる厳しい展開の中、特に昨年はよく粘っていました。
今年は1枠1番に入りましたし、途中から抜いてくるタイプの馬もいないとみて、この馬の形に持ち込みやすいのではないでしょうか。
前走の平安ステークスでも10番人気3着と存在感を示しましたし、ここは大きなチャンスが来たと思います。
対抗はクラウンプライド。
前走のかしわ記念は12着と惨敗でしたが、1コーナーで躓く不利が痛かったと思います。
スムーズに走れれば強い馬ですし、盛岡2000mもJBCで2着している舞台。
近走の成績が冴えませんが、ここで復活もあるかもしれません。
ロードアヴニールは3連勝と勢いがあります。
休み明け、初左回り、初地方と初物尽くしの条件で、どこまで脚が使えるかでしょう。
テンカハルは今年の2戦が大きな負けですが、浦和記念では小回りでも追い上げて3着。
浦和よりも広い盛岡の方が、エンジンの掛かりがいいのではないかと考えます。
ビヨンドザファザーはアハルテケステークスで鮮やかな差し切り勝ち。
能力は高いですが、初めての地方コースで追い込み馬ということで、少し抑え目の印にしました。
混戦になればギガキングにも出番があるのではないかと期待しています。
◎1、メイショウフンジン
〇9、クラウンプライド
▲5、ロードアヴニール
△3、テンカハル
△13、ビヨンドザファザー
△11、ギガキング
3連単フォーメーション
1-9,5,3-9,5,3,13,11 12点
*14日(日)佐賀 第7R『第7回佐賀王冠賞』 2000m 18:05発走*
6頭と少頭数ですが、絶対的な馬が不在の混戦模様。
なかなかに難しいメンバーです。
本命にしたのはブルーアロー。
前走は佐賀移籍初戦、勝負所からミヤノウッドリーとの一騎打ちになり、追い比べを制して勝利。
1300m戦から一気の距離延長になりますが、2000mは勝ったことがある距離なので、むしろ歓迎材料でしょう。
接戦になれば、勝負根性の強さを発揮してくれるのではないでしょうか。
対抗はアエノブライアン。
大井のB級から佐賀に転入して(2)(2)(1)と好調です。
前走は2番手から早め先頭で余裕の勝利でしたし、今回は典型的な逃げ馬不在で、この馬が内枠から逃げる競馬になるのではないかと考えます。
2度目の重賞挑戦で、チャンスは大きいと思います。
3番手はダイキチホマレ。
大井B級からの転厩初戦です。
前走は後方2番手からじわじわ伸びてきての5着。
力のある馬ですが、初めての佐賀コースでもいい脚が使えるかがカギでしょう。
以前は牝馬ダートグレード戦線で活躍していたリネンファッション。
前走は久しぶりに3着と好走。
少頭数で捌きやすいので、ひと脚使えれば上位もあるかもしれません。
◎6、ブルーアロー
〇1、アエノブライアン
▲3、ダイキチホマレ
△4、リネンファッション