今日は園田競馬場で、2歳牝馬の全国交流戦 『園田プリンセスカップ』が行われます!
*19日園田 第10R 『園田プリンセスカップ』 1400m 15:55発走*
まず注目しているのは、笠松のパドドゥ。
ここまで5戦全勝という素晴らしい成績を誇ります。
前走の『秋風ジュニア』では、好スタートから馬なりで好位の後ろに付けると、3,4コーナーで余裕の手応えのまま先頭へ。
直線追い出すと素直に伸びましたが、最後はソラを使って遊ぶような仕草を見せました。
ゴール前で2着馬に詰め寄られたものの、着差以上に余裕があって強い印象。
今回は初の遠征になりますが、園田は近いので初遠征を経験するには持って来い。
このメンバー相手でも、連勝を期待しています。
対抗には北海道からやって来るカクシアジ。
前走の『リリーカップ』では、スタートしてあまりダッシュが付きませんでしたが、道中も追われて追われて、ジリジリと伸びて3着を確保。
これまで1000mのレースしか経験をしていないけれど、レースぶりを見るともう少し距離があった方がさらにレースをしやすいのでは。
地元の大ベテラン・川原正一騎手が、どんな手綱さばきを見せてくれるかも注目です。
もう1頭の北海道遠征組はグランドファシナ。
新馬戦は5馬身差の快勝だったものの、この2戦はクラスが上がって自分の競馬が出来ずにいる印象。
とはいえ、道営は2歳馬のレベルが高いですから侮るのは禁物。
このメンバーでどんなレースをしてくれるでしょうか。
◎8、パドドゥ
〇1、カクシアジ
▲2、グランドファシナ
△5、オープンベルト
このレースは、グランダムジャパン2013の2歳シーズン開幕戦です!
昨年はこのレースを制した笠松のカツゲキドラマが2歳女王に輝いていますから、パドドゥにもぜひ女王を目指して欲しいです☆
昨日門別競馬場で行われた、SJT2013への2枚の出場権を賭けたワイルドカード。
2戦共に熱い熱戦が繰り広げられました!!
まず第1戦は、3番手から直線で力強く伸びた向山騎手カーラノーチェが勝利☆
地元の岩橋騎手が中団から追い込んで来て2着、3着は9番人気の低評価を覆して、坂井英光騎手が頑張りました!
1着:向山牧騎手
2着:岩橋勇二騎手
3着:坂井英光騎手
4着:村上忍騎手
5着:青柳正義騎手
そして第2戦。
こちらは2番人気の大畑騎手とマヤノポルカが、道中抜群の手応えで進み、直線の立ち上がりでは追い出しを待つほどの余裕を見せて完勝☆
2着は中団からジワジワと伸びて来た青柳騎手、3着には絶妙な逃げで山崎騎手が粘り込みました。
1着:大畑雅章騎手
2着:青柳正義騎手
3着:山崎誠士騎手
4着:永森大智騎手
5着:村上忍騎手
ということで、総合結果はこちら↓
1位:大畑雅章騎手 26点
2位:青柳正義騎手 25点
3位:向山牧騎手 24点
4位:村上忍騎手 21点
5位:岩橋勇二騎手 17点
6位:山崎誠士騎手 16点
7位:坂井英光騎手 14点
8位:永森大智騎手 12点
9位:柿原翔騎手 10点
10位:田中学騎手 8点
11位:鮫島克也騎手 7点
SJT本戦に駒を進めたのは、選定委員会により選出されて参戦した名古屋の大畑騎手と、金沢2位の青柳騎手でした!!!
たった1ポイント差で出場を逃した向山牧騎手の表情が切ないですね...
大畑騎手と青柳騎手には、ぜひともSJTの戦いでも活躍していただいて、史上初のワイルドカードからの下剋上出場を目指して欲しいです!
これで、今年のSJTを戦うメンバーが出そろいました。
・桑村真明騎手 北海道 26歳
・山本聡哉騎手 岩手 25歳
・御神本訓史騎手 大井 32歳
・真島大輔騎手 大井 30歳
・森泰斗騎手 船橋 32歳
・的場文男騎手 大井 57歳
・吉原寛人騎手 金沢 29歳
・尾島徹騎手 笠松 29歳
・岡部誠騎手 名古屋 36歳
・川原正一騎手 兵庫 54歳
・赤岡修次騎手 高知 36歳
・山口勲騎手 佐賀 43歳
・大畑雅章騎手 名古屋 29歳
・青柳正義騎手 金沢 26歳
こうやってメンバーを見てみると、かなり若いというか、ここ数年で大きく世代交代した印象です。
この若い世代の中で踏ん張っている、57歳の的場文男騎手と、54歳の川原正一騎手は特出していますね。
年齢を見て、改めてお2人の凄さを実感します。
SJT第1ステージは今月25日に船橋競馬場で行なわれ、そこで2名が脱落。
運命の第2ステージは、10月17日に園田競馬場で行われます。
今年は誰が優勝して、WSJSへ挑むのでしょうか♪
さぁいよいよワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場権を賭けた戦い、スーパージョッキーズトライアルが始まります。
まずはSJT本戦出場を賭けて、門別競馬場でワイルドカードが行われます!
出場騎手はこちら↓
・岩橋勇二 北海道
・村上忍 岩手
・坂井英光 大井
・山崎誠士 川崎
・青柳正義 金沢
・向山牧 笠松
・柿原翔 名古屋
・大畑雅章 名古屋
・田中学 兵庫
・永森大智 高知
・鮫島克也 佐賀
各地のリーディング2位(南関東は5位)と、選定委員会から選定された、全11名で2枠を争います。
SJT本戦に選ばれているジョッキーたちに引けを取らぬツワモノばかり。
どんなレースが展開して、どのジョッキーが本戦に進むのでしょうか。
*10日門別 第3R 第1戦ブロンズサドル賞 1200m 16:00発走*
第1戦は、岩手の村上忍騎手が騎乗するアンテロープに注目。
3歳牝馬で、この夏一気に3連勝と勢いがあります。
ハナに行ってもいいし、番手でも競馬が出来る自在型。
それにしても、この3戦の強さは目を見張るものがありますね。
笠松の向山牧騎手騎乗のカーラノーチェは、このクラスの上位常連組。
前走は逃げて9着という結果でしたが、2着馬とはコンマ5秒差で、着順の印象より負けていません。
ここは十分巻き返し可能だと思います。
◎2、アンテロープ 村上忍騎手
〇7、カーラノーチェ 向山牧騎手
▲4、キタノダイフク 柿原翔騎手
△10、ノールファンデヴー 山崎誠士騎手
*10日門別 第4R 第2戦 ブロンズホイップ賞 1800m 16:35発走*
第2戦は大畑騎手騎乗のマヤノポルカに注目。
再転入を果たしてからは、3戦2勝2着1回とパーフェクトなレースぶり。
前走も直線で抜け出すと、力強いフットワークで押し切りました。
とても400キロ前半の体に見えないほど、大きく体を使った走りという印象。
ここも勝って連勝を期待しています。
青柳騎手騎乗のテレフォトグラフは、福山から再転入して来た馬。
こちらも移籍後は7戦4勝ですべて3着以内とパーフェクト。
ここでも上位争いは必至でしょう。
◎5、マヤノポルカ 大畑雅章騎手
〇6、テレフォトグラフ 青柳正義騎手
▲7、エーブキングマン 永森大智騎手
△11、ヘレンドビジュー 鮫島克也騎手
どういう流れになるかわからない、何が起こるかわからないのがジョッキーレースの醍醐味です。
今年はどんな熱いドラマが見られるでしょうか♪
今日は名古屋競馬場にて、牝馬の戦い『秋桜賞』が行われます!
昨日は豪雨のために後半2レースが中止、今日は雨による機械故障で馬体重が計れないというトラブルが発生...
全国的にも荒れた天気が続いていますから、まずは無事に開催が終了することを願います。
『秋桜賞』は、グランダム・ジャパン古馬シーズンの第6戦。
ここまでの5戦はすべて違う馬が勝ち、かなりの接戦模様となっている今年の古馬シーズン。
女王の座へ近づくためにも、大切な一戦と言えます。
*5日名古屋 第10R 『秋桜賞』 1400m 16:25発走*
昨年まで1800mで行われていましたが、今年からは1400mで実施します。
地方全国交流戦ということで、各地から遠征馬が5頭がやって来て、迎え撃つ東海地区勢は6頭という態勢。
その中で注目しているのは、名古屋のピッチシフターです。
前走の金沢『MRO金賞』では、大外からトップスタートで好位につけると、4コーナー先頭でそのまま押し切って勝利☆
着差は半馬身でしたが、それ以上に強い内容でした!
3月の『チューリップ賞』で、芝・道悪・強力なメンバーという過酷な条件で戦った後、反動が出てなかなかこの馬の走りが出来なかったということですが。
ここに来て本来の状態を取り戻し、さらにもう一段階パワーアップした印象です。
今回は古馬相手なので、前走より相手強化になりますが、2歳の頃から古馬と戦って蹴散らしてきた馬だし、名古屋1400mも勝っている舞台。
ここで力を発揮して、名古屋の新女傑への道を歩んで行って欲しいです。
対抗は、兵庫のマンボビーン。
前走の『兵庫サマークイーン賞』では、好スタートから控えて番手につき、しっかりと折り合って、向正面から積極的に動いて先頭へ。
強敵アスカリーブルに迫られるも、そのまま押し切って見事勝利!
約2年ぶりの重賞勝利を飾りました☆
これまでは、後方から折り合いに専念しながら進むのがパターンで、追い込みのためにどうしても展開に左右される面がありましたが、今年に入って脚質転向。
逃げてもいいし、番手でもよし。
前に行けるようになり、レースの幅が広がったことは大きな収穫です。
自分でレースが作れるようになった今、昨年の参戦時とは全く違う馬になったと言っていいでしょう。
大井のメビュースラブは、前々走の金沢『読売レディス杯』で2着に頑張った馬。
道中の手応え抜群で、直線では勝ったセンゲンコスモとの叩き合いに少し後れを取ったものの、渋太く粘って2着を確保。
牝馬の全国レベルで十分戦えることを見せてくれました。
前走の『兵庫サマークイーン賞』は、前半馬群の中で揉まれ、顔を横に向けて嫌がるそぶりを見せていました。
向正面外に出してからはスムーズだったものの、いつもより早く脚がなくなってしまったのは、前半の力みが大きかったのでは。
前半スムーズに運べれば、この馬も差はないと思ってます。
◎11、ピッチシフター
〇10、マンボビーン
▲5、メビュースラブ
△4、ギオンゴールド
☆3、トウホクビジン
本日ソウル競馬場で行われた、韓国初の国際競走 『韓日競走馬交流競走』。
大井競馬場から、
トーセンアーチャー&的場文男騎手
ビッグガリバー&柏木健宏騎手
ファイナルスコアー&真島大輔騎手
の3組が参戦。
その中で、見事トーセンアーチャーと的場文男騎手が勝利しました!!!
提供:地方競馬全国協会
トーセンアーチャーはスタート一息で後方からとなり、ファイナルスコアーは好位につけて、ファイトガリバーは中団からという展開。
逃げる韓国勢の2頭の手応えがよく、ファイナルスコアー、ファイトガリバーは3コーナー辺りから前との差を詰めていきます。
しかし、トーセンアーチャーは後方のまま。
3コーナーは内を回って、4コーナーで的場騎手が上手く外へ誘導。
直線ではファイナルスコアーとファイトガリバーが伸びて行くも、前との差がなかなか詰まらない...
このまま逃げ切られてしまうのか!と思ったところ、外からものすごい勢いで伸びて来たのがトーセンアーチャー。
それでも、間に合うのか?間に合わないのか?とハラハラドキドキ...
最後の最後で捕えきって、劇的な差し切り勝ちを見せてくれました!!!
いやぁ、的場文男騎手かっこ良かった!しびれました!!
先日6500勝を達成したばかりですが、また一つ大きな勲章を手にしましたね☆
勝ったトーセンアーチャーにとっては、2008年10月以来、約5年ぶりの勝利。
初めての海外で、9歳という年齢を感じさせないパワフルな走りを見せてくれました。
関係者のみなさん、本当におめでとうございます。
そして、初めての韓国遠征に果敢に挑戦した、
ファイトガリバー&柏木健宏騎手(5着)
ファイナルスコアー&真島大輔騎手(6着)
と、関係者のみなさんにも拍手を送りたいです。
海外遠征は馬にとっても人にとっても大変なことだし、今回は韓国初の国際競走ということで、色々な面で手さぐりだったと思います。
その中で勝てたことはもちろんですが、無事にレースを終えられたこと、本当に素晴らしいですよね。
次は11月26日(火)、大井競馬場で韓国勢を招いての戦いです。
大井に海外所属馬がやって来るのは、2011年のサンタアニタトロフィーのレッドアラートデイ以来。
日本勢はどの馬が出走するのか、そして韓国からはどんな馬が参戦するのか...♪
韓国では、メイセイオペラやアドマイヤドンなど、日本で活躍した競走馬たちが種牡馬として頑張っていますから、父が日本馬だったりしたら、より盛り上がりそうですね。
今日戦った3頭の無事の帰厩を待ちながら、日本での戦いを楽しみにしたいと思います!