明日は笠松競馬場で、地方全国交流の『オグリキャップ記念』が行われます!!!
*23日笠松 第11R『オグリキャップ記念』 2500m 16:45発走*
ここは金沢からの刺客【ナムラダイキチ】に期待してます。
前走は雨と強風の影響でレース自体が取りやめになってしまい、今回は約4か月ぶりのレースとなってしまいましたが。
走らなかっただけで、一度レースに向けて仕上げているわけだし、昨年の同じ時期の3か月の休み明けもキッチリ勝利。
鉄砲は利くタイプでしょう。
前走の『名古屋グランプリ』では自分のレースが出来なかったけど、それでもあのメンバー相手に4着は立派。
パドックでは少し力んで歩いている印象でしたが、金沢に移籍してからの初遠征だったことを考えれば許容範囲。
今回は遠征2回目で慣れも見込めます。
対抗は同じく金沢の【ジャングルスマイル】。
昨年のこのレースの覇者です☆
【ナムラダイキチ】と勝ったり負けたりを繰り返す、金沢のトップホース。
一時期の絶好調期から比べると一息かなという気もしますが、レース間隔が開いて体調は上昇ムードというお話。
他に逃げる馬がいないのでハナを切れそうだし、自分のペースで行けたら本当に渋太い馬。
昨年の再現で連覇もあると思います。
地元東海勢の筆頭は【トーホウカイザー】でしょう。
名古屋に移籍して7戦、すべて3着以内と堅実な走りを見せてくれています。
前走の『東海クラウン』は、出遅れて最後方からのレースでしたが、2週目の向正面で馬なりで
先団に取り付くと、【ドリームカトラス】との叩き合いを制して勝利☆
着差以上に強い内容でした。
今年は地元勢のエース級が不在ですから、この馬の底力に期待しています。
◎2、ナムラダイキチ
〇7、ジャングルスマイル
▲1、トーホウカイザー
△9、マイネルファルケ
明日は佐賀競馬場で、『ル・プランタン賞』が行われます!
グランダム・ジャパン3歳シーズンの第3戦。
遠征馬5頭、迎え撃つ地元勢5頭の、計10頭で争われます。
まずはここまでのグランダム・ジャパン3歳シーズンを振り返りましょう。
第1戦は、3月18日の福山『若草賞』。
ここは逃げる【ホクザンルージュ】と追う【ウォータープライド】の一騎打ちになり、直線での叩き合いを【ウォータープライド】が制しました!
1着ウォータープライド
2着ホクザンルージュ
3着アラマサシャープ
4着オグリハート
5着グレイスフルライフ
第2戦は、3月21日の浦和『桜花賞』。
【イチリュウ】と的場文男騎手のコンビが、積極的に逃げてそのまま勝利☆
断然の1番人気に支持された【カイカヨソウ】は差を詰めきれず3着、笠松から挑戦した【エイシンルンディー】が5着に健闘しました。
1着イチリュウ
2着アルステールネオ
3着カイカヨソウ
4着ケンブリッジナイス
5着エイシンルンディー
ここまでのポイント上位馬は、
イチリュウ 10P
ウォータープライド 10P
アルステールネオ 7P
ホクザンルージュ 7P
となっています!
今回の『ル・プランタン賞』には、『若草賞』でウォータープライドとの一騎打ちを演じた、【ホクザンルージュ】が出走予定。
ここはシリーズ優勝を見据えて、なんとしても1着を取りたいところではないでしょうか。
*佐賀19日 第11R『ル・プランタン賞』 1800m 16:40発走*
ただし、前走の『菊水賞』の惨敗が気になるところ...。
道中は中団を進んでいたけれど、向正面ですでに一杯になってしまっていて、全くいいところがありませんでした。
揉まれずに先手が取れるかどうかが、カギになりそうです。
本命は、前走の浦和『桜花賞』で、後方から追い込んで5着と頑張った【エイシンルンディー】。
あのメンバーに入って揉まれたことは、大きな経験になったのでは。
長距離輸送でだいぶ体が減っていたし、今回も続けての長距離輸送。
当日は、プラスで出て来て欲しいです。
◎10、エイシンルンディー
〇8、ホクザンルージュ
▲5、ビックナゲット
△1、オリンポス
今日は名古屋競馬場で、『東海桜花賞』があります!!
このレースは別に3歳牝馬の戦いというわけではなく。
牡馬牝馬混合の、北陸・東海・近畿地区交流競走となっています。
*5日名古屋 第11R『東海桜花賞』 1400m 16:40発走*
注目は...なんといっても【サイモンロード】でしょう!
前走はダートグレード『名古屋大賞典』に挑戦。
果敢に逃げて、勝負所では【ホッコータルマエ】と【エーシンモアオバー】に早々に抜かれてしまったけれど、それでも渋太く粘って4着確保。
勝ちに行く攻めの競馬で、しっかりと力は示してくれました。
前走後に角田輝也調教師は...
「ここに来てすごく力を付けて来ました。
今日はJRA勢を負かしてやろうと思ってたけど、逆にやられてしまいましたね...
勝負所で2頭に来られた時、ちょっと怯んだようなところもありましたが、最後も止まらずにまた盛り返してくれました。
スピードがあるし、これから経験を積めばさらに強くなってくれるはずです」
と、目標は大きく打倒JRA勢を掲げていました!
強敵と戦ってまだそんなに日が経っていないですが、今回は地方メンバー。
他地区からの刺客も来ているし、ここは名古屋代表として強いレースを期待しています。
対抗は、同じく名古屋の【メモリージルバ】。
ブリンカーを着けて、一気に才能が開花しました。
7連勝でオープンを制し、ここ2戦は『オッズパークGP』『名古屋大賞典』とかなりの強豪と戦って頭打ちになってしまいましたが、速いペースを経験したことは大きいと思います。
もう少し楽に追走出来れば、上位争いも十分可能。
まだ4歳ですから、強い相手と戦って、これからもっともっと成長してくれそうですね。
金沢の【トウショウクエスト】は、前走『オッズパークGP』は雪の影響で追い切りが1本足りませんでした...。
その分、行きっぷりや息の持ちなどもいつもの感じではなかったように思います。
持っているスピード、そしてそのスピードの持続力は相当な馬。
きっちりと調教が出来れば、侮れない存在です。
◎10、サイモンロード
〇5、メモリージルバ
▲4、トウショウクエスト
△8、デジタルゴールド
4月1日から、福山から移籍した山田祥雄騎手が名古屋での騎乗を開始しました!
福山最終日、ファンへの挨拶では
「福山で10年間育ててもらったので、この経験を生かして名古屋で頑張ります!」
と言っていましたが。
その言葉通り、なんと初騎乗初勝利を飾ってくれました☆
これはファンの方々にとっても、東海の関係者にとってもインパクトが大きかったんじゃないでしょうか。
昨日も勝って早くも2勝目を挙げたし、名古屋でも福山魂で活躍してくれそうですね♪
これまで何人もの、他地区の若手ジョッキーを受け入れて来た高知競馬場。
現在武者修行に励んでいるのは、船橋の山頭信義騎手と山中悠希騎手です。
まずは、1年先輩の山頭騎手からご紹介します。
『ガシラ』の愛称で親しまれている山頭騎手は、ムードメーカー的存在というか、みんなからいじられる弟キャラ。
10月に高知にやって来て、最初の予定だった4月7日までの期間限定騎乗から、9月15日まで延長を申請しました。
「調教でもレースでもたくさん乗せてもらえるので、少しずつ自分の技術が良くなっている気がします。
追う姿勢が前よりも低くなったし、仕掛けどこともなんとなくわかって来ました。
この前は3週連続で勝つことが出来て、すごく嬉しかったです。
やっぱり、勝つことが一番の自信になるし、人気薄の馬でもどう乗ったらいいのかとか、前よりも深く考えられるようになりました。
9月まで延長したので、このまま一生懸命修行して、もっともっと上手くなりたいです。
それで南関東に帰ったら、活躍したいです!」
もう1人の山中騎手は、2012年に船橋デビューも初勝利を挙げることが出来ないまま高知にやって来ました。
高知で初勝利を挙げると、自信を得たのか今年はすでに10勝を挙げる活躍を見せています!
この日も見事勝利を飾り、この笑顔☆
「たくさん乗せてもらっているので、本当に楽しいですね。
レースでも1日8頭とか乗せてもらっているし、中には重い印が付く馬にも乗せてもらえるので。
こっちに来て、馬に接する時間が長くなりました。
頑張れば乗せてもらえるので、気持ちの問題も違う気がします。
デビューして半年で高知に来ることを決めたんですけど、やっぱり地元を離れるわけですから、勇気も要りました。
でも周りの方々に相談したり、山頭先輩も一緒だったので。
思い切って来てみて、本当によかったです!
目標は...山頭先輩と同じく9月まで延長したので、1年で30勝を越えるようにしたいです!」
高知競馬場でキッカケを模索している若武者たち。
南国土佐の人々の温かさに育まれて、1段階も2段階も成長してくれそうですね。
先輩たちのように...がんばれ!ヤングジョッキーズ!!!
ちょっと時間が経ってしまいましたが...
『黒船賞』当日の、高知リポートをお届けします。
この日は本当にお天気がよく、特別コーナーのフードコートも家族連れで賑わっていました☆
わたしが頂いたのは...土佐ジローラーメン!
サッパリしたスープの中に、カリカリの鶏がアクセントになっていて、とっても美味しかったです!
デザートは高知名物アイスクリン。
天気がいいと、いくつでも食べられますね♪
『黒船賞』は、1番人気の【セイクリムズン】が堂々の勝利。
岩田康誠騎手
「最後はダイショウジェットに来られたけど、まだ余裕がありました。
連覇をすることが出来たし、今年もまたここから上がっていくと思うので、ぜひJBCという目標に向かって頑張って欲しいです!」
レースぶりはもちろんですが、パドックでも黒光りする体で一際目を引いていました。
特に肩の筋肉が一歩ごとに波打って、改めてものすごい体だな...と息を飲んでしまいました。
来週の『東京スプリント』に出走予定ということですから、昨年と同じく連勝を期待しています。
2着の【ダイショウジェット】は、561キロと超大型馬ですが、小回りを上手に使って追い込んで来るのはさすが!!!
柴山雄一騎手
「4コーナー手前でセイクリムズンが内から来たのがわかったので、外からプレッシャーかけようと思ったんですけど...、手応えがいいから出られちゃいました。
流れが速くなって、思った通りのレースでした。
本当によく詰め寄ってくれましたね」
3番人気に推された【ラブミーチャン】は6着。
福永祐一騎手
「最後の最後に止まってしまいました...。
向正面からプレッシャーをかけられて、かなりキツイ展開でしたね。
前回のレースで速い時計で走っていたので、その後少し疲れもあったようです。
また次巻き返したいです」
レースの後には、福永祐一騎手による、福永洋一記念に向けたトークショーがありました。
今年の開催日は4月29日。
祝日ですから、例年以上に盛り上がりそうですね。
さらに。
福永洋一記念をアピールしてくれたのは...
高知の妖精☆別府真衣騎手。
17日に400勝を達成しました!!!
「やっと達成出来ました。
400勝直前に落ち込むこともあったんですけど、マカオに行って吹っ切れました。
今回のマカオ遠征は2週間だったので、さすがに2週間こっちで乗れないのは...と思ったんですけど、思い切って行って良かったです。
芝は初めての経験で、ずっと乗ってみたかったので嬉しかったですね。
本当にいい経験をさせていただきました。
また機会があったら、どんどん海外に行きたいです!
次なる目標は...
400勝して、やっと宮下瞳さんの記録に手が届くところまで来たのかなと。
1位になるまでは、辞められません!!」
韓国での武者修行、そしてマカオの招待レースを経験し、どんどん進化を遂げているマイーゴ。
ジョッキーの技術だけでなく、どんどん綺麗になっているのもすごいですよね。
それでは最後に。
マイーゴのお父様、別府真司調教師の微笑をどうぞ。
高知はいついっても、みなさんが歓迎してくれて本当に癒されます☆
別府先生、ご協力ありがとうございました!