これまで何人もの、他地区の若手ジョッキーを受け入れて来た高知競馬場。
現在武者修行に励んでいるのは、船橋の山頭信義騎手と山中悠希騎手です。
まずは、1年先輩の山頭騎手からご紹介します。
『ガシラ』の愛称で親しまれている山頭騎手は、ムードメーカー的存在というか、みんなからいじられる弟キャラ。
10月に高知にやって来て、最初の予定だった4月7日までの期間限定騎乗から、9月15日まで延長を申請しました。
「調教でもレースでもたくさん乗せてもらえるので、少しずつ自分の技術が良くなっている気がします。
追う姿勢が前よりも低くなったし、仕掛けどこともなんとなくわかって来ました。
この前は3週連続で勝つことが出来て、すごく嬉しかったです。
やっぱり、勝つことが一番の自信になるし、人気薄の馬でもどう乗ったらいいのかとか、前よりも深く考えられるようになりました。
9月まで延長したので、このまま一生懸命修行して、もっともっと上手くなりたいです。
それで南関東に帰ったら、活躍したいです!」
もう1人の山中騎手は、2012年に船橋デビューも初勝利を挙げることが出来ないまま高知にやって来ました。
高知で初勝利を挙げると、自信を得たのか今年はすでに10勝を挙げる活躍を見せています!
この日も見事勝利を飾り、この笑顔☆
「たくさん乗せてもらっているので、本当に楽しいですね。
レースでも1日8頭とか乗せてもらっているし、中には重い印が付く馬にも乗せてもらえるので。
こっちに来て、馬に接する時間が長くなりました。
頑張れば乗せてもらえるので、気持ちの問題も違う気がします。
デビューして半年で高知に来ることを決めたんですけど、やっぱり地元を離れるわけですから、勇気も要りました。
でも周りの方々に相談したり、山頭先輩も一緒だったので。
思い切って来てみて、本当によかったです!
目標は...山頭先輩と同じく9月まで延長したので、1年で30勝を越えるようにしたいです!」
高知競馬場でキッカケを模索している若武者たち。
南国土佐の人々の温かさに育まれて、1段階も2段階も成長してくれそうですね。
先輩たちのように...がんばれ!ヤングジョッキーズ!!!