さぁ、いよいよ12月1日は、LJS第2戦の荒尾ラウンドです!
盛岡ラウンドを終えて、現在のポイントはこちら↓
1位: 岩永千明 (荒尾) 5着 5P 1着 20P 合計25P
2位: 増澤由貴子(JRA)2着 15P 3着 10P 25P
3位: 山本 茜 (愛知) 1着 20P 6着 3P 23P
4位: 別府真衣 (高知) 4着 7P 2着15P 22P
5位: 皆川麻由美(岩手)3着10P 5着 5P 15P
6位: 下村瑠衣(北海道)6着 3P 4着 7P 10P
どのジョッキーも、まだまだ逆転可能なポイント差になっています。
今年は6人と出場騎手が少ないですが、その分差のない激戦が期待出来そうですね。
第3戦は『アテナ賞』。
荒尾第8R 『アテナ賞』 1400m 14:35発走
ここは大外枠に入った増沢由貴子騎手【ダイワジョリー】に注目しています。
今年の2月、中央でデビューした3歳馬。
荒尾に移籍してからは、13戦7勝2着3回。
大きく崩れたのは1度だけで、その時は砂を被って嫌気がさしたようで、全く競馬になりませんでした。
逃げるか2番手を気持ちよく走れれば、常に力を出してくれる馬。
前回の盛岡ラウンドでは、久しぶりの騎乗とは思えないレースを見せてくれた増沢騎手鞍上で、積極的なレースを期待しています。
◎6、増沢由貴子騎手【ダイワジョリー】
〇5、皆川麻由美騎手【オーマイミー】
▲2、岩永千明騎手【テイエムリニア】
△1、山本茜騎手【プリティジェンヌ】
第4戦は『デメテル賞』。
荒尾第9R 『デメテル賞』 1500m 15:10発走
ここは、岩永千明騎手のお手馬で、今回は皆川麻由美騎手が騎乗する【アイファインバンド】に注目しています。
今年は春から秋にかけて長期休養しましたが、休み明けからは8戦5勝2着2回と、確実にパワーアップ。
逃げてよし、好位から差し切るのもよしの馬なので、展開に左右されずに自分の競馬が出来そうです。
岩手のシーズンオフには、荒尾で期間限定騎乗をしたこともある皆川騎手。
特にこのコースは得意にしているし、ライバルと公言している岩永騎手のお手馬が回って来ました。
ここはかなり燃えるものがあるはずです。
対する岩永騎手も気持ちは同じ。
自分のお手馬と対戦する時のジョッキー心理は、とにかく自分の馬には負けたくないもの。
特に今年は荒尾の廃止も決定して、「荒尾を背負ってレースをします!」と宣言しているように、例年にも増して気合いが入っています。
この戦い、どっちに軍配が上がるのか...
それとも他のジョッキーが勝ち星を挙げるのか、注目の一戦です!
◎3、皆川麻由美騎手【アイファインバンド】
〇2、岩永千明騎手【フリークムーン】
▲4、別府真衣騎手【メルシーレインボー】
△5、山本茜騎手【ヒノクニシンゴ】
当日の荒尾は、LJSだけでなく、中央交流戦が2R組まれています。
第7R『シーサイドカップ』1500m 13:55発走
第10R『たんぽぽ賞』1500m 15:50発走
そして!なんとなんと、JRAの武豊騎手が来場します。
7Rでは【ゴールドユソネット】に騎乗。
9R終了後にはトークショーに登場して、LJS表彰式のプレゼンターも務めて下さいます。
「荒尾を少しでも盛り上げたい」という気持ちから、今回の来場を決めた武ジョッキー。
中央・地方を問わず、率先してPR活動を務める姿勢はさすがです。
トークショーには、武騎手のバレットである吉井慎一さんも登場しますので、武騎手の知られざる素顔などなど、お聞きしたいと思ってます。
ぜひ1日通して荒尾競馬をお楽しみください!!
~JRA武豊騎手トークショー~
<実施時間> 15時15分頃より
<実施場所> ウィナーズサークル
<出演> 武豊騎手(JRA栗東所属)
吉井愼一さん(バレット)
<司会> 赤見千尋
昨日は2つの快挙がありました!
まずは【オオエライジン】デビューから無傷の10連勝達成です☆
スタートで出遅れた時はドキっとしましたが...
やはりエンジンが掛かってからのペースアップは誰も付いて行けませんね。
追ってから手ごたえほど伸びないのは、ちょっとソラを使うところがあるのか?
まぁなんにせよ、強かった!
この後の戦いがさらに楽しみになりました。
そして、『浦和記念』は川崎の【ボランタス】が勝利☆
後方から直線グイグイ伸びて、ゴール前でまとめて交わす豪快な勝ちっぷり。
『JBCクラシック』で、【スマートファルコン】【トランセンド】という両雄を追いかけて勝ちに行く競馬を演じた【シビルウォー】を差し切っての勝利は、大きな価値があります。
山崎誠士騎手のガッツポーズに、喜びの気持ちが現れていましたね。
そして今日は、『笠松グランプリ』です!!
『笠松グランプリ』 1400m 15:50
北陸・東海・近畿・中国地区交流戦。今回は兵庫から2頭の遠征馬を迎えて10頭で争います。
注目は、地元笠松の【エーシンクールディ】。
少し距離が長いのでは?と思われた、大井『レディスプレリュード』では、気持ちよく逃げてあわやの3着に大健闘☆
続く『JBCレディスクラシック』も大きな期待を寄せていましたが、マイペースで逃げることが出来ずに撃沈...。
敗因がしっかりしているので、悲観することはないし、今回1400mに距離が短縮されるのもプラス。
大外枠なので、逃げるまでに脚を使わされそうですが、この馬のスピードを信じて本命にします。
対抗は、兵庫の刺客【フィオーレハーバー】。
重賞3勝を挙げている素質馬が、ここに来てさらにパワーアップ。
前走のOP戦も、中団から向正面で一気に先頭に立って、3,4コーナーは持ったままで後続を待つ状態。
直線追い出すとしっかりと伸びて、OP特別2連勝を飾りました。
デビューした頃は450キロ台の体でしたが、現在は480キロ台まで増えて、明らかに筋肉がついてダイナミックな走りになりました。
レースセンスが良くて、器用に立ち回れるのが特徴。
初めての笠松遠征でも、戸惑うことはないと思います。
そして【キングスゾーン】。
さすがに交流重賞では辛くなりましたが、地方馬同士の戦いならばまだまだ格上の存在。
9歳になった今年も重賞3勝の活躍を見せています。
昨年のこのレースは【マルヨフェニックス】の2着と健闘しているし、軽視は禁物です。
◎10、エーシンクールディ
〇4、フィオーレハーバー
▲3、キングスゾーン
△7、ニシノコンサフォス
今日23日は勤労感謝の日!
そして『兵庫ジュニアグランプリ』の日でした!!
レースは、内から【フリスコベイ】がハナ、すぐ外に【ゴーイングパワー】が続きます。
1番人気の【シェアースマイル】はスタートして少ししたところでかなり狭いところをこじ開けたせいか、1コーナーまでけっこう掛かって3番手。
前は、終始【フリスコベイ】と【ゴーイングパワー】が並ぶ展開で、4コーナーを回って直線半ばまでそのデットヒートが続きました。
最後は【ゴーイングパワー】が力強く抜け出して1着。
2着は【フリスコベイ】が粘って、3着は地元兵庫の【エーシンユリシーズ】が追い込みました。
勝った【ゴーイングパワー】は、これがダート初挑戦。
血統的にも問題はないと思いましたが、予想以上の高い適性を見せてくれましたね。
道中楽な手ごたえで、結局3馬身半差の勝利。
これからどんなローテーションを歩むのか、とても楽しみな存在です。
2着だった【フリスコベイ】が、1番厳しい競馬をしたんじゃないでしょうか。
スタート直後から【ゴーイングパワー】にクビ差迫られて、道中もビッタリマーク。
そのまま勝負所に突入して、直線半ばまで【ゴーイングパワー】に食らいついていました。
最後はさすがに離されたけれど、後ろの馬には抜かれなかったし、前走の『エーデルワイス賞』を経験して成長を見せてくれましたね。
今回の厳しいレースが、さらなるパワーアップに繋がるんじゃないでしょうか。
3着に頑張った【エーシンユリシーズ】は、阪神での新馬戦を勝った能力馬。
園田転厩初戦も快勝しているし、初の重賞挑戦でも高いポテンシャルを披露。
これからどんな活躍を見せてくれるか注目の1頭です。
残念だったのが、1番人気【シェアースマイル】。
ここまで3戦無敗を誇りましたが、強さと同時に荒削りな部分も見せていました。
今回は前半・向正面と、口を割って掛かる場面があったせいか、直線で失速して初黒星。
スタート直後から流れがかみ合わず、ちょっとチグハグな競馬になってしまいましたね。
それでも、素晴らしい素質を持っている馬。
今回の負けを糧にして、さらに成長した姿を見せて欲しいです。
そして!
明日はいよいよ、デビューから10連勝を目指す【オオエライジン】が登場します。
ここまでの戦いぶりが、とにかくすごいっ!!
デビュー戦は、内から追って追ってハナに行くと、そこから溢れるスピードで後続を突き離して、9馬身差の圧勝劇☆
2戦目は少し口を割って掛かるところを見せながらも、力強く抜け出して勝利☆
鞍上のキムタケ騎手に、メモリアルとなる2000勝目をプレゼントしました。
3戦目の『兵庫若駒賞』では、逃げる展開ながら終始外からマークされて、かなり厳しい展開に。
3コーナーでは一度【ホクセツサンデー】に頭出られましたが、4コーナーで盛り返すと、直線でも【ホクセツサンデー】とデットヒートを演じて、結局1馬身差の逃げ切り勝ち☆
後に【ホクセツサンデー】が、『菊水賞』を制したり、『兵庫チャンピオンシップ』で2着に食い込んでいるし、
6馬身差の3着だった【リジョウクラウン】は福山『若草賞』を勝ち、4着【マンボビーン】は、『園田クイーンセレクション』・佐賀『ル・プランタン賞』・『のじぎく賞』を制す活躍を見せているように、かなりレベルの高い戦いでした。
4戦目の『兵庫ジュニアカップ』では、初の1700mや取り消し明けも響いてか3番人気という評価。
外から飛び出して逃げる展開で、道中は終始楽な手ごたえで進みます。
食い下がる【グリーンアイズ】を直線で突き放すと、ゴール前はキムタケ騎手が余裕たっぷりのガッツポーズ☆
改めて、強さを感じさせてくれる一戦でした。
明け3歳になった初戦は、『兵庫ユースカップ』。
スタートで少しあおりましたが、ジワッと前に行って外3番手。
向正面で先頭に立つと、直線も突き離すという離れ業をやってのけました☆
これで5連勝、重賞3連勝です!!!
6戦目は3歳特別。
スタートして追っては行かず、後方につけて初めて砂を被る展開に。
それでも嫌がるそぶりは見せず、向正面外から上がっていくと、3,4コーナー馬なりのまま先頭へ。
直線もそのまま突き離して6連勝を飾りました☆
3か月の休養を経て、迎えた『兵庫ダービー』。
内からハナを主張すると、道中は【ホクセツサンデー】とのマッチレースに。
2周目の4コーナーを回るまで、2頭のデットヒートは続きましたが、直線に入ると【オオエライジン】が突き離して独走☆
7馬身の差をつけて、無敗のダービー馬が誕生しました!
8戦目は初の遠征となった、大井『黒潮盃』。
馬なりで3番手外につけると、道中ぴったりと折り合って進みます。
3,4コーナーも少し気合いを付けるくらいで余裕の手ごたえ。
直線に入ってから追い出すと、内で粘る【リアライズブラボー】との追い比べを制して、1/2馬身差で8連勝☆
初遠征、初ナイターという条件をクリアして、着差以上に強いレースを見せてくれました。
そして前走は、笠松『岐阜金賞』。
スタートして少しダッシュがつきませんでしたが、道中は中団から3番手外を追走。
余裕の手ごたえで、3コーナー手前で先頭の東海ダービー馬【アムロ】に並びます。
【アムロ】もよく食い下がりましたが、終始優勢な手ごたえで1/2馬身抑えて勝利☆
これでデビュー9連勝、重賞6勝目。
地元の園田だけではなく、大井・笠松と遠征して勝っているところがすごい!
まだ3歳馬ですが、レースぶりが落ち着いているし、古馬の風格を感じます。
そして、明日はいよいよ10連勝に挑戦です。
『スポニチなにわ賞』 1700m 15:55
地元の戦いといっても、楽な相手ではありません!
今回は初の古馬相手。
そして、最大のライバルは同世代の【エーシンブラン】です。
新馬戦、ダリア賞と2連勝して、早くから重賞で活躍していた馬であり、なにより初のダートで初の園田遠征となった『兵庫チャンピオンシップ』では、【ホクセツサンデー】に6馬身の差をつけて逃げ切り勝ち☆
前走『スワンステークス』は惨敗しているとはいえ、戦って来た相手が違います。
今回は、園田転厩初戦。
【オオエライジン】の10連覇を阻む大きな壁となって立ち塞がりそうですね。
でも、強いライバルがいてこそ盛り上がるのが競馬です。
重賞ではないけれど、【オオエライジン】木村健騎手 VS 【エーシンブラン】川原正一騎手の対決、どんなバトルが見られるのか、今からわくわくします♪
11月15日金沢競馬場9Rで、金田一昌調教師が900勝を達成しました!
<9R 1番人気に応えて勝利したバトルドミナ>
今年の春に800勝を達成したばかりなのに...
ものすごいペースで勝ち星を量産してますね!
今年の勝利はすでに152勝。
昨年の140勝を大きく上回っています。
「吉原寛人騎手がライバル」
と言うように、160勝を挙げている吉原騎手と競い合っていますね。。
騎手と勝利数を競うって...
かなりハイレベルな戦いです。
800勝の時と同じように、9を体で表現していただきました。
この勢いで行けば、来年には1000勝達成間違いなしですね!!
金田厩舎といえば、金沢を代表する一頭に育った【ジャングルスマイル】。
先日の『北國王冠』にも、【ナムラダイキチ】との息を飲むような一騎打ちを演じてクビ差勝ち。
3着以下は大差という決着に、改めて強さを見せつけてくれましたね。
この後は、12月11日金沢『中日杯』か、12月23日名古屋『名古屋グランプリ』か、来年1月3日川崎『報知オールスターカップ』の3つの選択肢を考えているそうです。
地元金沢を飛び出して、どんなレースを見せてくれるか楽しみですね♪
ということで、総合成績はこちらです!
1位:岩永千明騎手 25P
2位:増沢由貴子騎手 25P
3位:山本茜騎手 23P
4位:別府真衣騎手 22P
5位:皆川麻由美騎手 15P
6位:下村瑠衣騎手 10P
1位は同ポイントですが、2戦目の成績上位ということで岩永千明騎手!
「勝てて本当に嬉しいです。
サイレントステージは、同期の高松騎手が乗っていたので色々教えてもらいました。
1戦目が終わった後、内田利雄騎手にもアドバイスをもらいました。
荒尾所属としては、今回が最後のLJSです。
荒尾を背負って頑張ります!
1位で荒尾ラウンドを迎えられるので、この勢いで2連覇を目指します」
荒尾の話になると少し涙ぐみながら、この先の健闘を誓ってくれました。
昨年は大逆転で初優勝を手にした岩永騎手。
今年はこのまま逃げ切り優勝なるか、注目です!
2位は1位と同ポイントの増沢由貴子騎手。
「久しぶりのレースで不安もあったけど、まずまずのスタートが切れて良かったです。
どこかのレースでは絶対に勝ちたいですね。
この後まだ4戦あるので、気を引き締めて頑張ります」
とても8か月ぶりのレースとは思えなかった増沢騎手。
毎日何頭も調教を付けているし、しっかりとした騎乗技術の持ち主。
レース勘も鈍ることなく、2着3着と健闘を見せてくれました。
初優勝に向けて、この勢いで頑張って欲しいです!
3位は1戦目を完勝した山本茜騎手。
「昨年は自分らしい騎乗が出来なかったけど、今年は1戦目に勝つことが出来て、いいスタートが切れました。
荒尾ラウンド、福山ラウンドも、上位目指して頑張ります!」
山本騎手は、現在釜山で騎乗中。
前日もレースに騎乗して、当日の朝日本入り。
そして、すぐに釜山にトンボ返りという超ハードスケジュール。
もともと技術の高さには定評がありましたが、釜山での活躍で、さらにパワーアップした印象。
釜山遠征の期間も延長が認められたし、日本だけでなく、韓国でも大活躍を期待しています。
4位は別府真衣騎手。
「盛岡ラウンドは勝つことが出来なかったけど、ポイント差も少ないので、この後の逆転に賭けます。
昨年は大逆転されちゃったので...今年は真衣が逆転します!」
別府騎手は、韓国・ソウルで活躍中。
現在は乗り鞍がかなり増えて、勝ち星も伸ばしています。
山本騎手と同じように、日本を飛び出してさらにパワーアップ。
昨年は大逆転で悔しい想いをしましたから、今年は雪辱を期待しています。
5位は皆川麻由美騎手。
「地元だったのに、うちが一番破天荒な乗り方したんじゃないでしょうか(苦笑)。
まだまだ差は少ないので、優勝狙ってます!
もう優勝しか欲しくないですからっ」
地元のファンに、本当に愛されている皆川騎手。
騎手紹介で挨拶した時も、表彰式に登場した時も、大きな声援と大きな笑いが巻き起こっていました。
とにかくサービス精神旺盛で、笑顔を絶やさない皆川騎手。
後半にどんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみです。
6位は初参戦となった、下村瑠衣騎手。
「初めてだったのですごく緊張したんですけど、あっという間の時間でした。
先輩たちも優しくて、楽しかったです。
結果は良くなかったけど、いい経験が出来ました。
荒尾と福山も楽しみです!」
若干18歳の下村騎手。
その可愛いアニメ声に、もうメロメロです♪
青森県出身の下村騎手は、なんと今回、ご両親や親族、お友達御一行がバスで応援に駆けつけました!
今年デビューしたばかりのニューフェイス。
今後どんな成長を見せてくれるでしょうか!
荒尾ラウンドは12月1日、最終決戦の福山ラウンドは12月19日です!!