現在開催中の『未来優駿』、ここまで4戦が終了しました。
第3戦の園田『兵庫若駒賞』は、1番人気に支持された【メイレディ】が快勝☆
スタートを決めてすんなり2番手につくと、道中バツグンの手ごたえで進み、3,4コーナーで外から【ハクサンドリーム】が押し上げてくると、下原騎手がゴーサイン。
直線は後続を突き離して、5馬身差で勝利しました。
【メイレディ】は今年6月にデビューして、これで5戦2勝2着3回。
デビュー時から比べると体が23キロ増えていて、使いながら成長しているところにも好感が持てます。
レースも上手だし、この先の活躍が楽しみな一頭ですね。
第4戦の、荒尾『九州ジュニアグランプリ』は、佐賀の【ガルホーム】が圧巻のパフォーマンスでレコード勝ち☆
好ダッシュでハナに立つと、後はもう一人旅。
最後まで追うところなく、馬なりで8馬身差の圧勝劇を演じるあたり、相当な能力の持ち主ですね。
これで5戦4勝。
唯一の負けはJRAに挑戦した時で、強い馬たちと戦って揉まれてもへこたれず、さらなる進化を遂げてくれました。
このまま順調に成長して、九州を代表する馬になって欲しいです。
明日は福山で、第5戦の『福山2歳優駿』が行われます!
『福山2歳優駿』 1250m 16:15発走
ここは、4連勝中の【クーヨシン】に注目しています。
デビュー戦はスタートが一息で、追って追って3番手に。最後はよく伸びて来ましたが、前を捉えきれずに2着でした。
2戦目からはメンコを着用。
スっと2番手につけて、3コーナーで前に並び、直線抜けるレースで初勝利。
3戦目も2戦目と同じ展開で連勝すると、4戦目は初めて逃げる展開に。
道中は2番手の馬と体を併せて進み、直線では後ろから伸びて来た【トールキング】の猛追を退けて逃げ切り勝ち。
5戦目も逃げる展開になりましたが、今までよりもダッシュがよく、レースぶりも安定しているように見えました。
1戦ごとに着実に成長している【クーヨシン】。
逃げてもよし、好位でもよしと自在性があるし、何度も戦ったメンバーばかりのここは、負けられないところです。
前走は【トールキング】に抜かれてからも、諦めずに踏ん張っていた【オブリラブ】。
2番手からレースを進められたのも収穫でした。
安定した成績で崩れていないし、今回も大外枠に入ったので、すんなり好位につけられれば。
【トールキング】は、ここ2戦あと一歩のところまで【クーヨシン】に迫っています。
小回りで先行有利の福山競馬場では、なかなか後ろからの差し切り勝ちは難しいところですが、【クーヨシン】にどこまで迫れるか注目の存在です。
◎8、クーヨシン
〇9、オブリラブ
▲6、トールキング
△4、ナカドイカフェ
福山競馬は月曜も開催中キャンペーンをやってますので、こちらも併せてお楽しみ下さい♪
今週日曜日は『北見記念』です!
『北見記念』 17:10発走
帯広の天気は、今日は曇りで明日は晴れ。
でも日曜日は曇り後雨ということなので、17:10発走の『北見記念』では多少水分量が多くなるかもしれませんね。
トップハンデは、【フクドリ】【ギンガリュウセイ】【ホクショウダイヤ】【カネサブラック】の4頭で、860キロ。
この4頭は前走『茜空特別』で戦っていて、その時は【ギンガリュウセイ】が735キロで1着、【カネサブラック】が745キロで2着。
【フクドリ】と【ホクショウダイヤ】は共に740キロで、3着5着という成績。
この時の斤量から考えても、同斤量を引くのならば【カネサブラック】が有利でしょう。
今年は6連勝して一時期は絶対王者として君臨していましたが、8月の『ばんえいグランプリ』で大きく崩れて6着敗退。
そこから立て直して、約2カ月ぶりの前走で2着。一度走った効果もあるし、重量が重くなる今回は、王者復活に期待しています。
同じく『茜空特別』を戦った【エンジュオウカン】は、715キロで4着。
今回は最軽量の830キロで、前走の比率で考えると【カネサブラック】とは引き続き30キロ差、他の馬たちとは斤量差が開きます。
前々走の『カラフルカップ』では、馬場が軽いこともあって、【フクドリ】の猛追を退けて勝利。
牡馬一級戦相手に重賞で馬券に絡んだのは、2006年の『銀河賞』まで遡りますが、ここ2戦の内容がいいので狙いたい一頭。
逆にここ2戦は崩れている【フクイズミ】ですが、底力はピカイチ☆
今年の『岩見沢記念』では、第2障害を一気に上がると、後続を突き放す圧巻のパフォーマンスで快勝。
末脚がしっかりしているし、ここは巻き返して欲しいです。
今年大きな成長を見せた【フクドリ】は、まだタイトルがないのに860キロ...。
勢いや成長力は1番だけど、さすがに初斤量ということで押さえにしました。
◎9、カネサブラック
〇7、エンジュオウカン
▲6、フクイズミ
△4、フクドリ
☆5、ギンガリュウセイ
明日は園田競馬場で、北陸・東海・近畿・中国地区交流『兵庫クイーンカップ』が行われます!
『兵庫クイーンカップ』 1700m 15:55
遠征馬は、笠松【マルヨシロワイン】、愛知【ゴールドロザリー】の2頭。
地元兵庫が9頭で、全11頭で争います。
本命選びがなかなか難しいメンバーですが...
その中で注目したのは、【エーシンブイムード】です。
今年の春にJRAから園田に移籍して、11戦4勝。すべてA級での成績だけに、とても評価出来る内容です。
スタートが上手でスっと前につけられるし、反応も良く末脚もしっかり。
大外枠に入ったし、好位からレースを進められるのも強みですね。
笠松からの遠征馬【マルヨシロワイン】は、『姫山菊花賞』に挑戦して4着と大健闘。
スタートを決めて、手ごたえ十分に好位追走。勝負所では先頭を伺うような積極的なレースを見せ、最後も止まらずに踏ん張っていました。
あのメンバーに入って、流れのキツイ中、自分から動いての競馬が出来たことは収穫。牝馬同士ならさらにチャンスは広がります。
園田移籍後9連勝中の【キューティガビー】は、全く底を見せていません。
昨年の11月から長い休養に入って、今年の8月に9か月ぶりに復帰すると、そこから3連勝。
前走のB1クラスも5馬身差の圧勝で、このメンバーに入ってどこまでやれるか楽しみです。
前走はかなりの強敵に揉まれた【リジョウクラウン】。
まだ3歳馬で上積は十分、ハマッた時にはものすごい末脚を見せてくれる馬。
『兵庫サマークイーン賞』で3着に来ているように、古馬牝馬一線級に入っても、全く引けを取りません。
【ナナクサ】は同世代の中でも高い能力の持ち主。前走の惨敗を見ると1400mで速い展開は向かないのかも。
『ローズステークス』では厳しい競馬を経験したし、1700mになる今回は巻き返しに期待しています。
◎11、エーシンブイムード
〇3、マルヨシロワイン
▲1、キューティガビー
△9、リジョウクラウン
☆2、ナナクサ
佐賀の鮫島克也騎手が10月23日佐賀第2Rを勝利して、地方通算4000勝を達成しました!!
地方競馬では7人目、現役では5人目の快挙です☆
:おめでとうございます!快挙達成ですね。
「ありがとうございます。自分ではそんなに実感ないんですけどね」
:そうなんですか?すごい数字ですよ!
「まぁ、上には上がいるし。32年前にデビューしたんですけど、考えてみればあっという間でしたね」
:どんなことが思い浮かびますか?
「う~ん、いっぱいあるけど、やっぱり重賞勝った時のこととか、あとは怪我した時のこととかですね」
:今年も鎖骨骨折がありましたよね?
「そうなんですよ!プレート入れてたんですけど、無理したら折れました(笑)」
:えー?!体の中に入れてたプレートが折れたんですか?!!!
「そうそう。骨折しても休みたくなかったんで。今は痛みというか、なんか違和感がありますよ。ちゃんと検査して治します」
:前からですけど、本当にすごい根性ですよね。
「根性っていうか、性格的にジッとしてたくないんですよ。いつも馬に乗っていたいし、レースも楽しいし」
:休まないってことが、32年間ずーっとトップクラスで活躍し続ける秘訣なんじゃないですか。
「まぁそれもありますかね。
この先も乗れるだけ乗りたいです。それに、病気も怪我もなく行きたいですね」
:先日は『九州大賞典』を【メイホウホップ】で快勝!こちらもおめでとうございます。
「ありがとうございます。
この馬はとても乗りやすいですね。長い距離が合ってるし、この先も大きいところで活躍してくれると思いますよ」
:そして、私生活のお話も聞きたいです。
「私生活...まぁ、色々ありましたね(笑)。
息子(JRA・栗東の鮫島良太騎手)がJRAに受かった時は本当に嬉しかったですね。
デビューしてからは心配ばっかり。昔は電話でよくアドバイスしてたけど、最近は何も言わないようにしてます。
あんまり凹んでもねぇ。
今年は下の息子が騎手になりたいって受験してるんで、もうその心配ばっかりですね。
合格してくれるといいんですけど」
:すっかりお父さんですね。
「まぁそうですね(照)。
いつか下の子がジョッキーになって、良太と3人でレースに乗るのが夢です。
その時まで現役でいたいですね」
:息子さんたちと一緒にレースしたら、負けられないですね。
「負けたくないけど...。向こうが強い馬乗ってたら負けますよ(笑)」
厳しい勝負師の顔と、優しいお父さんの顔を持っている鮫島騎手。
これからも、地方を代表するジョッキーとして、輝き続けて欲しいですね!!
本日、名古屋競馬場にてSJT第2ステージが行われました!!
夢の舞台、ワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場権を賭けた、熱い熱い闘いが繰り広げられましたよ。
第3戦となる『シルバーブーツ賞』は、内から東川騎手【ホウライパレード】が先頭、2番手は馬なりで、三村騎手【ニホンピロルーシー】が手ごたえ良く並んで行きます。
3コーナー手前で持ったまま三村騎手が先頭に立つと、東川騎手はズルズル後退...
今野騎手【デルマアグリッピナ】がグングン追い上げて差を詰めようとするも、4コーナーを回って直線に入ると三村騎手が突き離しました。
そこへ猛然と追い込んで来たのが岡部騎手【シーセラピス】。2番手にいた今野騎手を捉えると、先頭の三村騎手に一歩ずつ詰め寄り、クビ差まで迫ったところがゴールでした。
1着:三村展久騎手
2着:岡部誠騎手
3着:今野忠成騎手
4着:戸崎圭太騎手
5着:吉原寛人騎手
ここまで3戦終えて、トップは戸崎圭太騎手!
1位 32P 戸崎圭太騎手
2位 30P 今野忠成騎手
3位 29P 三村展久騎手
3位 29P 吉原寛人騎手
5位 22P 村上忍騎手
上位は差のない大接線!誰が優勝してもおかしくありません。
最終の第4戦『シルバーホイップ賞』は1900m戦。
服部騎手【ワンダフルサルート】が逃げて、森騎手【ツインズメモリー】がかかり気味で並び、3番手内に赤岡騎手【マイネルウインザー】、その外に木村騎手【スウィングダンス】という隊列で進みます。
レースが動いたのは2周目の向正面。
中団後ろにいた御神本騎手【オンワードチアフル】が外から押し上げて行くと、木村騎手も負けじとペースアップして一気に先頭へ。
内で赤岡騎手も食い下がって4コーナーを回ります。
直線では木村騎手が先頭、2番手赤岡騎手、後方から追い上げて来た吉原騎手【ホウライオーカン】が追いすがるも、木村騎手がセーフティーリードを保って勝利☆
1着:木村健騎手
2着:赤岡修次騎手
3着:吉原寛人騎手
4着:三村展久騎手
5着:村上忍騎手
ということで、総合結果はこちら↓
1位 42P 吉原寛人騎手
2位 41P 木村健騎手
3位 40P 三村展久騎手
4位 36P 戸崎圭太騎手
5位 35P 今野忠成騎手
6位 32P 村上忍騎手
7位 32P 赤岡修次騎手
8位 25P 御神本訓史騎手
9位 22P 岡部誠騎手
10位 19P 東川公則騎手
11位 19P 服部茂史騎手
12位 17P 森泰斗騎手
大接戦を制して優勝したのは、金沢の吉原寛人騎手!
〈2009年SJT第2戦園田ラウンドにて〉
今回の成績は、6着3着5着3着というこで、
「1つ勝って行きたかった...」
と表彰式では複雑な表情を浮かべていましたが、安定感ある騎乗を見せて、見事ワールドスーパージョッキーズシリーズへの切符を掴み取りました!!
夢のステージは、12月3日,4日、阪神競馬場で行われます。
世界のスーパージョッキーたちに混じって、どんなレースを見せてくれるか楽しみですね♪