14日、岩手競馬が開幕しました!
3月11日に起こった東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県では、当初競馬開催そのものが危ぶまれていました。
開催出来るかわからない状況の中でも、毎朝の調教を続けてきた関係者たち。
関係者だけでなく、たくさんの方々の応援もありました。
その気持ちが報われて、開催が決定。14日に開幕の運びとなったのです。
この3日間の売り上げは、3億1604万円ということで、宮古、釜石、三本木の場外が無いことを考えると、まずまずのスタートを切れた、という見方。
これからがさらなる勝負になって来ますが、まずは開幕出来たことで少しホッとしました。
本当にたくさんの方々の応援があった中、前にもここでご紹介した『岩馬るべ!プロジェクト』の成果を、改めてお伝えします。
岩手競馬から東北を盛り上げよう!という呼びかけで始まったこのプロジェクト。
ブログを見ていただければおわかりいただけると思いますが、たくさんの関係者やマスコミ、ファンの方々の賛同の声で溢れています。
岩馬るべ!ブログ
岩手競馬を応援するための署名活動も行われました。
全国すべての地方競馬場が協力して、本当にたくさんの署名が集まったと聞いています。
地方競馬は、各主催者が地方自治体のためになかなか1つにまとまって行動出来ないのですが...
岩手競馬を応援する気持ちが1つになって形になったことは、とても喜ばしいことだと思います。
全国の関係者やファンの協力のもと、署名活動は終了しましたが、ブログでは応援メッセージなども募集しています。
ブログの他にも、FacebookやTwitterやMixiなどもありますので、よかったらやりやすい形で参加して見て下さいね。
みんなで一緒に、岩馬るべ!!
『福永洋一記念』で高知へ行った時、念願だった黒潮牧場にも行って来ました。
ここは、引退した競走馬たちが余生を過ごす牧場です。
頑張った馬たちが余生を過ごす場所というのは、今の日本にはなかなかありません。
世界を見ても、あまり例がないのではないでしょうか。
山の中の土地を切り開いて作られた牧場は、周りを林に囲まれて、時折風が通り抜け、本当に気持ちよかったです。
1頭ずつ放牧されていましたが、どの馬もストレスフリーでのんびりした表情をしていました。
まずは先日引退したばかりの【アドマイヤスバル】。
新入りですが、かなりマイペースなのか、自分の世界で楽しんでいる様子。
【アドマイヤスバル】の目の前の放牧地で日向ぼっこしていた【イブキラジョウモン】は、【アドマイヤスバル】の行動がとても気になるようで。
時たま、嘶き合っていましたよ。
【イブキラジョウモン】はみんなのボスになろうと頑張っているんだけど、あんまり相手にされてないんだよ~って、場長の濱脇さんが笑ってました。
なんちゃってボスの【イブキラジョウモン】くん。強気な態度がとても愛らしかったです。
普段は大人しいけれど、本当はボス的な存在なのが...【ラガーチャンピオン】です。
彼の一喝で、みんな言うことを聞くんだとか。さすがですね。
【チャンストウライ】は、ひとりのんびりとマイペースに日向ぼっこしてました。
私がちょっかい出しても、全く無視して真剣にお水を飲んでいる図。
【ナムラコクオー】は、とにかく毛づやがピッカピカ!!
引退した競走馬で、ここまでピカピカで身体に張りがある馬を、私は見たことがありません!
種牡馬のような身体つきをしていましたよ。今でもかなり走れるのでは...
この牧場の功労者、【リバーセキトバ】さん。
牧場を初めて紆余曲折あったそうですが、彼が来てから会員も増え、牧場の名前も広まったということです。
【リバーセキトバ】さんも、素晴らしい身体をしていました。
こちらは【エイシンガイモン】。
噛みます!!の看板通り、狙って噛んできます。
隙を突いてほっぺを撫でたら、耳絞って怒ってたけど...斜に構えているところが、また可愛かったです♪
他にもたくさんの馬たちが、本当にのんびりと過ごしていました。
みんなキャラが濃くて、可愛い馬たちばかりでしたよ。
馬たちだけでなく、施設とスタッフさんにも関心しました。
少ない人数で運営していますが、馬房はとても清潔に保たれているし、ご飯も良質なものをたっぷりと食べています。
この牧場を見学している私自身が、とても癒されました。
競走馬の末路は、悲しい運命も多く、考えれば考えるほど辛くなることもありますが...
黒潮牧場という居場所があることで、気持が救われた気がします。
一般の方々の見学も行ってますので、高知に行く機会があれば、HPをチェックして遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
黒潮牧場HP
5月9日、高知競馬場で『第2回福永洋一記念』が行われました!
レース前の記者会見は、「福永洋一メモリアル展」を開催しているイベントスペースで行われ、福永親子で写真撮影。
ちなみにこのメモリアル展は、5月28日まで(高知けいば開催日のみ)です。
そして、福永騎手提供のチャリティーオークションや、川田騎手を交えてのトークショーもありました。
昨年、佐賀で川田騎手がイベントをした時には福永騎手が駆けつけ、今回は川田騎手が協力。
お2人の絆の強さを見せてくれました。
レースは6番人気の【イーグルビスティー】が、4コーナー先頭から押し切って勝利☆
騎乗した郷間勇太騎手にとって、嬉しい重賞初制覇となりました!
管理する田中守調教師は、昨年の【フサイチバルドル】に続いて、2年連続のV。
1番人気【フサイチバルドル】は残念ながら4着でしたが、道中一度は馬群に沈んだかと思いきや、直線もう一度盛り返して4着に突っ込んで来た辺りはさすがでした。
祐一騎手が、洋一さんの車椅子を押しながら表彰台に現れると、「おかえり~」という声援が。
洋一さんは、笑顔でファンに手を振っていましたよ。
私の目には、昨年よりもリラックスして楽しんでいるように見えました。
花束を受け取って、こぼれるような笑顔を見せてくれました。
表彰式の最後には、【イーグルビスティー】の関係者たちと記念撮影。
とても穏やかで、温かい空気に包まれていました。
退場する時には、「来年も来いよ~」という声が。
祐一騎手も色々なことを考え、アンケートも行って、よりファンが喜ぶ『福永洋一記念』にしたいと話していました。
これから、毎年進化して行きそうですね。
第3回は、どんな『福永洋一記念』になるのか、今から楽しみです。
園田でのチャリティーオークション、私は5日に参加して来ましたが、熱く熱く盛り上がって来ました!!
特に高額落札となったのは、アパパネの調教ゼッケンと、やまさき先生の原画。
MCとして参加させてもらった私も、どなたが落札するのかドキドキでした~。
白熱したバトルが繰り広げられ、ゼッケン20万円、原画10万円での落札となりました。
他のグッズも軒並み高値がついて、2日間の落札総額は、721,000円!
グッズを提供してくれた関係者のみなさん、オークションに参加して下さったみなさん、本当にありがとうございました。
集まったお金は、兵庫県を通じて被災地に送られます。
そして、チャリティーTシャツも完売となりました!
1日100枚ずつ販売していて、5日に完全完売。
私は赤をチョイスしましたが、他にも白・青・グレーがありました。
デザインもお洒落だし1000円だし、他のカラーも欲しかったです。
もっともっと販売して欲しいという声が、たくさん上がっていました。
レースの後には、ジョッキーたちによる募金活動。
多くのジョッキーが参加して、募金を呼びかけました。
ファンの方の中には、お目当てのジョッキーを見つけて募金の梯子をしている方もいらっしゃいましたよ。
関係者とファンの触れ合いにも繋がる募金活動。
連日各地の競馬場で行われている様子は、とても素敵で、頼もしいです。
この日行われた『兵庫大賞典』では、園田の新帝王が誕生しました!
【アルドラゴン】【ベストタイザン】など、これまで園田を引っ張って来た王者を下して、【レッドゾーン】が勝利。
しかも、持ったまま先頭に立つ強いレースぶり。
今後のさらなる活躍を期待しています。
それにしても...
一度は騎手を引退し、昨年36歳で再び騎手デビューを果たした松浦政弘騎手、大活躍してますね。
佐賀『ル・プランタン賞』を【マンボビーン】で圧勝し、今度は地元園田での完勝劇。
野田調教師とのコンビで、全国を席巻しそうな勢いです☆
園田競馬場では、4日5日のGW開催に、チャリティーオークションが行われます!
園田チャリティーオークションについて
私も5日に参戦させていただきます。
私がお預かりした品々も、5日のオークションに出品することになりますので、よろしくお願い致します。
それでは、たくさんの方々のご協力により、集まった品々をご紹介していきましょう。
【やまさき拓味先生提供:優駿の門26巻表紙原画・ボムクレージー】
26巻と共に、世界に1つだけしかない、貴重な原画を提供して下さいました!
【早川恵子先生提供:ニホンカイユーノス&小牧太騎手・書き下ろし】
私が原作をしている、優駿の門・アスミでのパートナー・早川恵子先生が、今回のチャリティーオークションのために書き下ろしてくれました!
優駿の門・アスミ1巻と一緒に出品します。
【国枝栄厩舎提供:アパパネ秋華賞調教ゼッケン・蛯名正義騎手サイン入り】
3冠を達成した秋華賞で着用していた、GI特別調教ゼッケンです!
【国枝厩舎提供:オークスTシャツ&アパパネストラップのセット】
史上初のGIでの同着となった、【アパパネ】と【サンテミリオン】がプリントされたTシャツと、アパパネストラップのセットです!
こちらは2セット提供していただきました。
【小島茂之厩舎提供:クイーンスプマンテ・エリザベス女王杯制覇オリジナルキャップ】
グレードレースを勝った時や記念の勝利を挙げた時、厩舎やジョッキーたちは記念のオリジナルグッズを作ります。
今回はその中から、たくさんのグッズを提供していただきました。
クイーンスプマンテのキャップは、3つも提供していただきましたよ。
【小島茂之厩舎提供:ブラックエンブレム・秋華賞制覇オリジナルバッグ】
こちらは2つ提供していただきました。
【清水英克厩舎提供:ガルボ・シンザン記念制覇オリジナルキャップ】
清水英克厩舎が初の重賞を手にした、記念のキャップです。
【うつみ馬具店提供:ナカヤマフェスタ・宝塚記念制覇オリジナルキャップ】
ナカヤマフェスタ初のGI制覇となった、記念のキャップです。
【うつみ馬具店提供:オリビエ・ぺリエ騎手サイン入りキャップ】
世界をまたに掛けて活躍する、オリビエ・ぺリエ騎手サイン入りキャップ。
水色と紺の2色を提供していただきました。
【松岡正海騎手提供:400勝達成記念オリジナルジャンパー・サイン入り】
400勝達成時に作ったオリジナルジャンパーで、背中には松岡騎手のロゴマークと、重賞勝ち馬たちの名前がすべて刺繍されています。
もうすぐ500勝達成ですから、次はどんなグッズを作るのか楽しみですね。
【2008年園田JBCジャンパー・松岡騎手サイン入り】
2008年のJBCスプリント、バンブーエールで制した松岡騎手のサイン入りです。
【後藤浩輝騎手提供:サイン入りステッキ】
サイン+ごってぃーです。と書いてあります。
【田中勝春騎手提供:サイン入りゴーグル】
黒のゴーグルにサインを入れていただきました!
【内田博幸騎手提供:サイン入りゴーグル】
こちらは透明のゴーグルにサインを入れていただきました!
【柴山雄一騎手提供:サイン入りゴーグル】
こちらは、調教時にずっと使用していたものを提供していただきました。
【赤見千尋提供:サイン入りステッキ】
デビューした頃によく使用していた、お気に入りのステッキです。
以上が私がお預かりした品々で、5日に出品するものです。
4日には、園田関連のお宝グッズが出品されるということですので、お近くの方は、4日5日共に園田競馬場へいらして下さいね。