『カカア天下とからっ風』と言われるほど、群馬の女子は強い事で有名であります。
しかし!カカア天下とは、女子が強いという事ではなく、
『働き者で情に厚く、気が強い』という意味なのです。
それに伴い、群馬の男子の県民性は、
『気が荒くマナーに欠けるが、義理人情に厚い。遊び・ギャンブル好き』となっている。世の中、うまく出来ているもんです。
上州女3人衆。私、母、親友のマル。恋にはロマンチストなのが、上州女の特徴でもあるのです!!
さて、明日は佐賀競馬場にて、【里帰りジョッキーカップ】が開催されます。
出場騎手は、次の通り。
・内田博幸 大井 福岡県出身 ・牧野孝光 荒尾 熊本県出身
・的場文男 大井 福岡県出身 ・尾林幸彦 荒尾 大分県出身
・吉田稔 名古屋 佐賀県出身 ・吉井浩和 荒尾 熊本県出身
・有馬澄男 兵庫 宮崎県出身 ・鮫島克也 佐賀 佐賀県出身
・川原正一 兵庫 鹿児島出身 ・北村欣也 佐賀 佐賀県出身
・山口勲 佐賀 佐賀県出身
・吉田順治 佐賀 宮崎県出身
九州出身のジョッキーは活躍している方が多いですよね!やっぱり九州男児の成せる技なのか??
九州の県民性を分析したところで、明日の予想といきましょう♪
【6R・ウェルカムカップ】
2連勝中と勢いがある?が本命。地元の名手・鮫島騎手が鞍上な事もプラス。対抗は、こちらも地元・北村騎手騎乗の?。前走勝って状態よく、ハナに行く脚質で?枠を引いたのもラッキー。
その?とハナ争いしそうなのが、荒尾・牧野騎手?。前がやり合ってくれれば浮上しそうなのが、最近人気薄で善戦している大井・的場騎手騎乗の?と、前走伸び切れなかった名古屋・吉田稔騎手騎乗の?。
◎5、鮫島克騎手
○1、北村欣騎手
▲3、牧野孝騎手
△9、的場文騎手
△11、吉田稔騎手
【8R・ホームタウンカップ】
前走は1番人気で惜しくも2着だった、有馬騎手鞍上の?を本命にする。3連続2着中と、悔しい競馬が続く、大井・内田騎手鞍上の?が対抗。前行って良し、中団からでも良しの馬なので展開に左右されない。
前走勝って勢いある、牧野騎手・?、成績が安定している吉田稔騎手・?、大敗後のレースになる北村騎手・?を要注意!!!
◎1、有馬澄騎手
○9、内田博騎手
▲5、牧野孝騎手
△7、吉田稔騎手
△10、北村欣騎手
九州出身のジョッキーを集めると、全国トップジョッキーを集めた事になってしまう。九州の力、恐るべし!!
きっと、私の予想を遥かに超えたレースになるんだろうな・・明日は、名手たちの熱い戦いが楽しみですね♪
2年間の空白期間を経て、この度笠松で調教師業を再開した、元高崎リーディング・法理勝弘先生。
とっても辛口な方である。
「千尋なんか、乗せてられない。」とよく言われた。
そう言いながらも、ある時急に乗せてくれた事があった。しかもOP馬!デビューした開催に1度乗せてもらい、その後4年くらい相手にしてもらえなかったので、かなりビックリした。
「なんで乗せてくれたんですか?」と聞くと、
「高熱でうなされてて、つい投票用紙に『赤見』って書いちゃったんだよ。お前の呪いだろ!」
と言っていたけれど。。真相は闇の中。ナゼ乗せてくれたんだろう?私の人生の中の『七不思議』の1つである。
レース結果は人気薄で4着。自分としてもなかなかいいレースが出来たつもり。けれど、
「あのくらいは走る。」と、2度と騎乗依頼はしてもらえなかったなぁ・・
そんな厳しい法理先生ですが、、、外国や中央で学んだ競馬の話をよくしてくれた。
「もっと視野を広げなくちゃ。」と、リーディングを獲った後ももの凄く勉強熱心な方だった。
心機一転、笠松で開業した法理先生。もちろん、辛口な法理節も健在!でも、
「ホテル取ってないなら、家に泊まれば。奥さんもちょうど来てるから。」となにげに優しいところも変わってない。
酔っ払い気味で法理邸に辿り着いた私を奥様が優しく迎えてくれた。
「相変わらず、迷惑なヤツだ!」と言いながら、ナンヤカヤとお世話してもらっちゃいました。
厳しいながらも人情味がある法理先生、笠松でもきっと、天下を獲る日が来るでしょう。
川嶋先生も、元高崎リーディング調教師。
法理先生と違い(嫌味か?)、けっこう乗せていただいた。
デビュー当時、専属で【デルマキング】という馬に乗せてもらってたんですが、、、彼は殺人的カーブを誇る高崎の1コーナーで、内にササる事に命を賭けていた!!
クラスも上の方で、馬力のある馬だったので、レースでは毎回私の「ヒエ〜!!」という叫びがコダマする。もちろん、みんな知らん顔。逆に、「うるさい!」と怒られたり。
そして直線に入る頃には、「今日も良くササッたぜ!」といった感じで勝手に終わったつもりになっている【デルマキング】くんなのである。
私はいつも、レースに負けた事より【デルキン】に負けた事が悔しくて、次こそは!次こそは!と、打倒!デルキン!!に燃えていた。
そんな折、同じ川嶋厩舎の【デルマキングオー】くんが頭角を現す。
「同じデルキンでも、オーがあるかないかで大違いだな。」とみんなに馬鹿にされる。
それまでは、自分のお手馬でも敵と思っていた【デルマキング】だけど、他人に馬鹿にされるとなると話は別。
「デルキンという名前は、デルマキングが初代なんだー!!」と勝手に対抗意識を燃やし、【オー】くんの鞍上・水野騎手に戦線布告。
しかし。【オー】くんは並ぶ間もなくOP入り。その後、高崎大賞典を2連覇するほどの名馬に成長したのでした。。。
私の中ではいつまでも、【デルキン】といえば【デルマキング】の事!【デルキン】が引退するまで乗せ続けてくれた、川嶋先生には感謝してます。
森山先生は高崎時代こそ、信長・法理先生や家康・川嶋先生に遅れをとっていたけれど。
美濃戦争では圧倒的な強さを誇っている。
特に今年の3歳勢はかなり強い!!
秀吉の奥方といえばネネ。森山先生の奥方もネネのような人である。
久し振りにお会いしたにも関わらず、時間の流れを全く感じさせない。笠松競馬場一オシャレ?なカフェで、女2人のお喋り大会。
それって競馬に関係ないよね?というような話題で大爆笑。まわりにいるオジサマ達も圧倒されている様子。
そう!このパワーこそ、競馬界で生きる女の証。
今回の笠松取材は、元北関東競馬人たちの笑顔がたっくさん見られて、私としても嬉しかった♪
「もう来ないでね。」(by法理先生)と言われたけれど、近いうちまたお邪魔しまぁ〜す。