浦和シリーズをお休みした、山本茜ちゃん。しばらく休養するということで、とても心配ですね。
水沢・荒尾で会った時は、ものすごく元気だった。
その前に、訴訟問題で大騒ぎになった直後の名古屋で会った時も、今までと変わらず、元気に騎乗して、勝ち星もバンバン上げていた。
この子は・・・
なんて強いんだろう・・・そう思っていたけれど。
多分本人も、そう思っていたはず。
でも体が・・・悲鳴を上げたのでしょう。
デビューしてから短い間に色んなことがあって。
嬉しいことも、悲しいことも、辛いことも・・・緊張の連続だったのでしょう。
今はゆっくり休んで体を治して、また強気なレースを見せてくれると信じている。
だって茜ちゃんは、ホントに馬が大好きですから!!
浦和の最終戦では、なにかと話題の【キンタマーニ】くんが登場しました。
何人かの人たちに、
「馬の名前って気になる?キンタマーニ乗るとしたらどう?」
と聞かれたんですけど。
正直言って、全く気になりません。
以外とみんなが気にしていることにビックリしたくらいで。
もちろん、騎乗した真衣ちゃんも全く気にしてません。よく追い込んで3着来ましたよねぇ〜
・・ちょっとブリッコしてみて!
という私の要求に応えてくれた図。ホントはこんなキャラじゃあないです。彼女は熱い女です。
【キンタマーニ】くんで思い出したんですけど。
昔高崎に【ドテチンスター】という馬がいて、私が乗っていたんです。
そしたら、女性団体?かなにかの方に、えらい抗議を受けたことがありまして・・・
「競走馬に【ドテチン】なんて名前を付けるなんて!しかもその馬に女性が乗るなんて考えられません!!」みたいな。
私としては大切なお手馬だし、彼はとっても優秀だったので、調教師の先生がめんどくさくなって下ろされたらどうしよう・・・とヒヤヒヤしたもんです。
でも。
そんな風に感じる人もいるんだなぁ〜って、勉強になりました。
岩田さぁ〜ん!!
感動して久々号泣してしまった・・・
あの男泣き・・やばいです。
私が騎手を志すキッカケとなった、【チョウカイキャロル】のオークスの小島貞騎手の涙ぐらいのインパクトだった・・
涙って・・・素敵ですね☆
【ポップロック】を外したことを猛烈に後悔したけれど・・・馬券なんていいのさ。感動をありがとう!ってことで。
今日は水沢でも【タイガーマスク】勝ったし♪前走の回避で心配していたけど、3馬身差の圧勝劇。
競馬って・・・ロマンですね☆
さて、今日は『LJS2007』を振り返って、お伝えしきれなかったことを書こうと思います。
今回、初めて3週間という短い間にレースが集約されたことで、みんなのモチベーションも高く、仲も良く、でも負けたくない!という勝負根性もいかんなく発揮されました。
特に私が注目していたのが、岩永千明ちゃん。
昨年のLJSでは結果が出せず、しかも最終戦は怪我で乗ることが出来なかった。その後も復帰するまでに長い時間を要して、ようやく復活!
デビューしてから順調に来ていたし、レディース連覇だったし、千明ちゃんにとって、初めての大きな試練だったのではないかな。
あまり闘志を前面に出すタイプではないけれど、今年のLJSでは相当気合い入ってました。
特に、最後の浦和シリーズ。
第1戦目が終わると座り込んでしばらく悔しがっていた。話かけるのが憚られるほどに。あんな千明ちゃんは初めて見た。2戦目はグルグル本命で、プレッシャーもあったでしょう。
「あんな強い馬で負けるなんて・・・すべてジョッキーのせいです。」
と、唇を噛み締めながら自分を責めていた。
そんな千明ちゃんですが・・
あの瞳さんだって、ずっとレディースでは結果が出せずにいたんだよ。
この悔しさをバネに・・・きっと来年のレディースでは・・・弾ける笑顔が見れるのではないかな。