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斎藤修の重賞ピックアップ

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斎藤修地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。

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【2/12笠松・ゴールドジュニア】ラブミーチャン、笠松に凱旋

 NARグランプリで史上初めて2歳馬による年度代表馬となったラブミーチャンの地元笠松凱旋レース。
 ラブミーチャンはもともとコパノハニーという馬名で中央に入厩したものの、調教が合わなかったのか出走までには至らず、未出走のまま笠松に移籍してきた。その際、馬主のドクター・コパさんは馬名がよくなかったのかもしれないということで、ラブミーチャンという今の馬名に変更された。
 笠松に来たらその持てる能力を存分に発揮したようで、能力検査でとんでもない時計を出してしまったため、デビュー予定のレースには出走馬が集まらず、一度はデビュー戦が流れてしまったということもあったそうだ。
 その後の活躍はあらためて書くまでもないだろう。中央でのレコード勝ちにも驚いたが、その後の兵庫ジュニアグランプリJpnII、全日本2歳優駿JpnIの逃げ切りにはさらに驚かされた。その2戦でラブミーチャンに直線で迫り、結局は振り切られてしまったアースサウンドにしても、東京ダート1300メートルでレコード勝ちをしていた馬なのだ。
 かねてから言われているように、ラブミーチャンの目標はJRAの桜花賞。3月14日のフィリーズレビュー(阪神)3着以内でその権利を目指す予定となっている。
 さすがに今回はアクシデントでもない限り負けることはないだろう。
 相手は重賞勝ちのあるパラダイスラビーダ、エーシンシャウラ、コロニアルペガサスになるが、中でも重賞2勝のパラダイスラビーダが筆頭。中央遠征を除けば3着を外したことがないという安定感も魅力だ。
 ただ今回のように抜けて強い馬が1頭いるレースでは、実力どおりの結果となるかどうかは難しい。2番手、3番手の馬はその強い馬を負かしにいかなければならず、真っ向勝負を挑んだときに惨敗するようなパターンもめずらしくないからだ。そうしたときに、着狙いでうしろのほうをついていった馬が2着や3着に入るというケースがよくある。さすがにそれでどの馬がラブミーチャンに勝負を挑んで、どの馬が漁夫の利的に上位に来るかということまでは予想できないので、予想の印は実績順としておきたい。
 ◎ラブミーチャン
 ○パラダイスラビーダ
 ▲エーシンシャウラ
 △コロニアルペガサス

2010/02/10
重賞予想
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【2/11佐賀記念JpnIII】実績断然ロールオブザダイス

 中央枠5頭のところ出走は3頭、それに地方最有力と思われたマルヨフェニックスが回避してやや寂しいメンバーになった。
 中央3頭の順列ははっきりしている。ロールオブザダイスは東京大賞典でJpnI・3着のあと平安ステークスGIIIで重賞初制覇。フサイチピージェイは前々走ベテルギウスステークスでダートオープン勝ち。重賞経験はないものの、08年9月以降ダート10戦はいずれも3着以内という安定した成績。ラッシュストリートは前走でようやく準オープンを勝ったが、フサイチピージェイほど成績が安定しているわけではない。
 実績最上位のロールオブザダイスは地方での経験が豊富な上に、昨年のこのレースでスマートファルコンの2着。フサイチピージェイとラッシュストリートには地方の経験がないことを考えれば、やはりロールオブザダイスが断然と言わざるをえない。
 地方勢では笠松のトウホクビジンがダートグレードで強い相手と戦う中でだんだんと力をつけてきている。前走川崎記念JpnIはさすがに相手が強すぎたが、その前のTCK女王盃JpnIIIでは着順こそ7着とはいえ、直線半ばまで逃げ粘り、勝ったユキチャンからコンマ8秒差。兵庫のカラテチョップは、地元で元中央オープンのハスフェルと差のない競馬。この2頭は中央3頭の一角を崩して3着なら食い込む可能性はある。
 地元佐賀の筆頭は中島記念を制したヘイアンレジェンドだが、中央1000万クラスで頭打ちの成績ではこのメンバーに入ると厳しい。
 上位2頭に人気が集中しそうなだけに、馬券は相当絞らなければならないだろう。
 ◎ロールオブザダイス
 ○フサイチピージェイ
 ▲ラッシュストリート
 △トウホクビジン
 △カラテチョップ

2010/02/09
重賞予想
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【2/7福山・クイーンカップ】勢いあるビービーバイラが断然

 近走好調な馬と、かつては上級クラスで活躍も近走不振な馬と、色付けのはっきりしたメンバー構成。
 ここはやはり近走好調馬の中でも格付け最上位のビービーバイラからとなる。08年9月の3歳時に道営から転入。以来、30戦して連対を外したのは2回だけ。その2回も3、4着という成績で着実にクラスを上げてきた。最近でもA4~A3特別で3連勝し、前走初のA2特別でも勝ったテンエイゴールドから1馬身半差の2着と好走。そのテンエイゴールドは金沢から、3着のユーガットテーストは兵庫からのともに転入初戦だっただけに力関係は未知数な部分もあるが、さらに上でもやっていけそうな勢いはある。
 近2走のA4特別で2、1着と好走のオリオンオーロラだが、5~3走前はビービーバイラと一緒に走り、その3走ともがビービーバイラから0秒9離されてのゴール。ちょっと差がありそうなだけに、その間に割って入る馬はといえば、ここ2戦のB1特別で1、2着を分け合っているノエシスとブランドコール。内枠に入って楽に先行できそうなノエシスを上位にとる。
 モモカプリンセスは、かつてはA1特別でも連対がある実績馬。ただ08年9月以来勝ち星から遠ざかっていてA3クラスでもやや苦戦が続いている近況。前々走でもビービーバイラから1秒3離されての8着だが、4走前には勝ち馬と0秒2差の4着があるように凡走ばかりというわけでもない。牝馬同士の争いでもあり、連下なら十分に可能性はある。
 ◎ビービーバイラ
 ○ノエシス
 ▲ブランドコール
 △オリオンオーロラ
 △モモカプリンセス

2010/02/06
重賞予想
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【2/5高知・黒潮スプリンターズカップ】鞍上の勢いでポートジェネラル

 この予想をしようと思い枠順をチェックして驚いた。なんと、メインの重賞がこの日は第2レースに行われる。
 高知はナイター開催なのだが、場外発売してくれる大井が昼間開催なので、それに合わせてこうした番組になったのだろう。黒潮スプリンターズカップの発走が15時50分、そして本来メインレースとなるはずの20時20分発走の第10レースにもB2特別があるため、1日にメインレースが2つ行われる感じでもある。
 NARグランプリ2009の最優秀勝率騎手賞を受賞した赤岡修次騎手がますますスゴイことになっている。今年2月2日現在、76戦35勝、2着20回。全国リーディングでは、1位の戸崎圭太騎手と勝利数が同じで、2着の差で2位となっているが、騎乗数は戸崎騎手のほうが倍もある。赤岡騎手の勝率46.1%、連対率72.4%は驚異的だ。まだ1カ月しかたっていないとはいえ、昨年の勝率35.7%をさらに上まわりそうな勢いだ。
 ところが、赤岡騎手は昨年地元高知での重賞勝ちは、黒潮マイルチャンピオンシップをジョインアゲンで制したのみ。中西達也騎手5勝、西川敏弘騎手3勝と、重賞に関しては西・西コンビ(今、勝手にコンビにしてみた)に持っていかれている。今年は重賞勝ちも増やしたいところだろう。
 というわけで赤岡騎手のポートジェネラルから。昨年はダートグレードを中心に使われ、春には東京スプリントJpnIIIで直線半ばまで粘りあわやの4着があった。前走久々の地元戦となった盆梅特別(A1)は、後続をやや離しての逃げからゴール前まで粘っていたものの、パリスエトランゼルに3/4馬身交わされて2着。今回、そのパリスエトランゼルは不在で、黒船賞JpnIIIに向けて、ここは負けられないところ。
 相手は、やはり西・西コンビのゴッドセンドかゲイリージュピターか。
 ゴッドセンドは昨秋、道営のシーズン終了後に転入して2連勝で高知県知事賞を制覇。その後2戦は勝ち切れないレースが続いているが、ここで巻き返したいところ。ただずっとダートの中距離戦を中心に使われているだけに、1300メートルという距離がどうか。
 ゲイリージュピターは、昨年10月に兵庫から転入して2連勝したが、その後は勝ったり負けたりの波が大きい。ただ距離適性だけで言えば、ゴッドセンドよりもこちらのほうが優位と言えそうだ。
 夜さ恋ナイターのスタートから破竹の6連勝で昨夏に注目されたスパイナルコードだが、その後はさっぱり。前々走、久々にA2特別で勝利を挙げたが、このメンバーに入って巻き返せるか。
 昨年の高知3冠馬グランシングは、11月に古馬A1特別勝ちがあるとはいえ、その後はもう一息のレース。今回も連下までだろう。
 ◎ポートジェネラル
 ○ゴッドセンド
 ▲ゲイリージュピター
 △スパイナルコード
 △グランシング

2010/02/04
重賞予想
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【2/4園田ユースカップ】力をつけたプティフルリール

 年末の園田ジュニアカップの1、2着、フィオーレハーバーとハイパーフォルテが人気になりそうだが、ここは笠松から遠征のプティフルリールを狙ってみたい。
 北海道から笠松への転入初戦となったプリンセス特別は、このレースにも出走しているサイバーモールに1秒も離された3着。その後中央の芝を2戦し、年末のライデンリーダー記念では5着だったが、年明けの3歳1組戦でマルヨサイレンスのハナ差2着。レースぶりを見ていると、徐々に力をつけていることは確か。そして前走、今度は中央ダートの1400メートル戦で11着。前々走と同じ1400メートルながら、中央の軽いダートと速いペースでタイムを3秒以上縮めている。ときに、中央のこうした厳しいペースを経験してきた馬は急激に力をつけていることがある。プティフルリールの成長に注目してみたい。
 地元兵庫勢同士では、園田ジュニアカップの内容からフィオーレハーバーとハイパーフォルテの力が抜けている。そこに笠松のマルヨサイレンスが割って入れるかどうか。
 兵庫ジュニアグランプリJpnIIでは、勝ったラブミーチャンから5着のフィオーレハーバーが1.9秒、6着のハイパーフォルテが2.0秒離されたが、ラブミーチャンと同じ笠松のプティフルリールとマルヨサイレンスが一緒に走ったとして、それ以内の差で走れるかどうかという勝負。
 あとは展開次第でタガノバロットに兵庫若駒賞のときのような一発があるかどうか。
 ◎プティフルリール
 ○フィオーレハーバー
 ▲マルヨサイレンス
 △ハイパーフォルテ
 △タガノバロット

2010/02/02
重賞予想
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