地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。
地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。 出走11頭中、前走トルコ石特別の1~5着馬が出走しているが、転入後1戦1勝の馬が2頭いたりして実力比較が難しい。
ここは前走、船橋の総の国オープンで3着と健闘したジョインアゲンが中心でいいだろう。前で接戦の2頭からは離されたが、4コーナーで中団よりうしろの位置取りから直線よく伸びて3着を確保。今回、2400メートルのゆったりした流れはなおよさそう。高知では8戦6勝、2着2回で、黒潮マイルチャンピオンシップを9馬身差で圧勝した。2度の2着で先着されたセトノヒットが前走トルコ石特別惨敗で不在とあれば負けられない一戦だ。赤岡修次騎手は今年、28日現在で711戦255勝、2着138回。勝率35.9%、連対率55.3%は驚異的な数字だ。勝ち星では全国2位の木村健騎手と並んでいるが、園田の開催が残り3日間なのに対し、高知は大晦日のみ。固め勝ちで全国2位に浮上できるかどうか。
ハンドシェイクは、中央から転入初戦のB2戦を楽勝。スタートで伸び上がったような感じで取り残されたが、3コーナーで先頭に立つと、直線では楽々と後続を置き去りにした。中央未勝利とはいえ、5戦してそのうち4戦が芝2000メートルで4着以内。今回は赤岡騎手がジョインアゲンに乗るため、福山の岡田祥嗣騎手を起用。いきなりの大駆けがあっても不思議はない。
トルコ石特別1、2着のゲイリージュピター、パリスエトランゼル、それに道営から転入初戦のA2特別を買ったゴッドセンドが連下候補。
ゲイリージュピターは兵庫から転入後、高知では4戦3勝、2着1回。その2着は黒潮マイルチャンピオンシップだが、ジョインアゲンから9馬身差では逆転は難しいだろう。
パリスエトランゼルは、中央から転入後3戦していずれも2着。距離延長で上位食い込みを狙いたい。
ゴッドセンドは今年7月に門別の星雲賞を制覇。ただ秋以降は勝ち星がなく、道営記念でも10着。道営記念2着のヒロアンジェロが、総の国オープンでジョインアゲンに続く4着だっただけに、この馬も逆転までは厳しそう。
3歳三冠馬グランシングは、前々走でA1特別勝ちがあるものの、古馬の一線級が相手ではまだ荷が重そう。
スパイナルコードは、よさこいナイターが始まってから6連勝と大ブレーク。しかし、その後は高知でも1秒以上の差をつけられての負けが続いていて、以前の勢いはどこに行ったのだろう。
◎ジョインアゲン
○ハンドシェイク
▲ゲイリージュピター
△パリスエトランゼル
△ゴッドセンド
兵庫若駒賞を断然人気で4着に敗れたフィオーレハーバーをもう一度狙ってみたい。兵庫若駒賞は、タガノパンデミックに突かれる厳しい展開で、そのタガノパンデミックは早々と馬群に沈み、3~4コーナーでは替わってフウリンカザンやタガノバロットに競りかけられた。とにかくデビューから3連勝のレースぶりは圧巻で、兵庫ジュニアグランプリJpnIIでも地元勢では最先着の5着。断然人気にはならないであろう今回は気楽な立場で臨めそうだ。
相手には、その兵庫若駒賞を制したタガノバロット。兵庫ジュニアグランプリは8着だが、地元勢同士なら2戦2勝。
同じく、ハイパーフォルテも兵庫ジュニアグランプリ以外では負けていない。後方からマクってくるタイプで、今回は単騎でフィオーレハーバーが逃げる展開となりそうなだけに、展開にも左右されそうだ。
兵庫若駒賞2着のギガビットは、10戦2勝、2着7回、3着1回という堅実な成績。オキナワノペガサスは重賞初挑戦となるが、ここまで5戦オール連対。
◎フィオーレハーバー
○タガノバロット
▲ハイパーフォルテ
△ギガビット
△オキナワノペガサス
中央競馬で1年の最後のレースとして、阪神の最終レースが「尾張(おわり)ステークス」なのはファンの間で有名だが、同じようにこの尾張名古屋杯が大晦日に行われるようになって今回で4年目になる。
ここは6連勝中の勢いがあるグリーンストーンから。B級格付ゆえに55キロで出走できるのも有利だ。
A級では前走A3特別を勝ったハクシンフリーダムが有力。近5走連続で3着以内と安定している。
前走A2特別で僅差3着のモエレダンスクイン、同じA2特別4着のテラノハイトップあたりまでが争覇圏。
◎グリーンストーン
○ハクシンフリーダム
▲モエレダンスクイン
△テラノハイトップ
キングスゾーンは、前走船橋の総の国オープンで1番人気ルクレルクと叩き合って惜しくもハナ差2着。3着のジョインアゲンには4馬身差をつけた。ダートグレードではちょっと出番がなくなった感じだが、6月には水沢のみちのく大賞典を制しているように、地方同士の重賞ならまだまだがんばれる。常に重賞で勝ち負けというクラスの馬がいないここではもっとも信頼できる存在だ。
相手筆頭はレオパードクリーク。この秋に川崎から名古屋に移籍して重賞初挑戦となるが、7戦してA1~A3で4着を外さない堅実な成績。前々走A2特別を勝ち、前走A1で2着と調子を上げている。
エイシンインパールは、前走中央から転入初戦のA2特別で2番手から抜け出し完勝。今回のメンバーなら互角に戦えそうだ。
エーシンアクセランは、6月のサマーカップ以降、特別戦は7戦全勝だが重賞はいずれも6着というはっきりした成績。ただ昨年のこのレースも同じような臨戦過程で2着と好走しているだけに無視できない存在。
近走A1で好走しているノゾミカイザーは、昨年3歳時に1800メートルのスプリングカップと1900メートルの岐阜金賞を制覇。この距離は向いていそうだ。
トミノダンディは、今回と同じ舞台のオータムカップを9番人気で勝利。人気がなければ押さえておきたい。
◎キングスゾーン
○レオパードクリーク
▲エイシンインパール
△エーシンアクセラン
△ノゾミカイザー
△トミノダンディ
エイシンイッパツは、この秋に大井から転入し、A二組2着、北上川大賞典4着のあと、水沢開催に替わって3連勝。しかも前々走は時計の出やすい不良馬場とはいえ1800メートルをコースレコードで逃げ切り勝ち。この馬の勢いに賭けてみる。
北上川大賞典2着のゴールドマインも差がない。中央4勝で今年夏に転入。ここまで岩手では6戦して3勝。勝ち星はいずれも水沢でのもので、血統的にも距離延長は歓迎だ。
逃げるエイシンイッパツに、中団からまくってくるゴールドマイン。どちらが勝つかはペースと展開次第だ。
連下争いは混戦。3歳馬マヨノエンゼルは古馬相手の青藍賞を制し、北上川大賞典も3着。ハルサンヒコはダービーグランプリ以来2年以上勝ち星から遠ざかっているが、前走エイシンイッパツのレコード勝ちに3/4馬身まで迫る2着。格上挑戦となるコアレスレーサーは、中央から転入後6連勝中。ヒカルメイオーは8月以降、A級~オープンで9戦して4着をはずさない堅実な成績。
◎エイシンイッパツ
○ゴールドマイン
▲マヨノエンゼル
△ハルサンヒコ
△コアレスレーサー
△ヒカルメイオー