地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。
地方競馬雑誌「ハロン」編集長。「夕刊フジ」木曜発 売版に海外および地方競馬のコラム『Global&Local Racing』を連載中。ドバイワールドC、ブリーダーズC、それからシンガポールと香港の国際レースに毎年必ず足を運ぶのが最近10年ほどのライフワーク。1964年生まれ。 デビューから7戦連続連対のタンブリングダンスに重賞初制覇のチャンス。デビュー4戦目に初勝利を挙げて臨んだゴールドウィング賞は、パラダイスラビーダと叩き合いの末、惜しくもアタマ差で2着。しかしその後は2連勝。特に前走若獅子特別ではパラダイスラビーダを3着にしりぞけて完勝。既存勢力には負けることはないだろう。
そのタンブリングダンスの強敵になりそうなのが、道営から転入初戦のニューブラウン。10月のサンライズカップでビッグバンから5馬身差の3着。その後未来優駿のサッポロクラシックは7着だったが、1600メートルの今回、いきなり重賞制覇の可能性も十分だ。
アミーズホープは道営未勝利だが、名古屋に来て充実した1頭。ゴールドウィング賞こそパラダイスラビーダ、タンブリングダンスから離れた3着だったが、前々走の2歳1組戦ではタンブリングダンスに1馬身半差まで迫る2着。前走を3馬身差で快勝し、力をつけてきているのは確かだ。
ゴールドウィング賞のあとは、中央挑戦や古馬との対戦で勝ち星がないパラダイスラビーダはここで巻き返したいところ。
若獅子特別では逃げて4着のメモリーキャップ、道営から転入初戦を勝ったエムオーミサイルらも連下争いなら。
◎タンブリングダンス
○ニューブラウン
▲アミーズホープ
△パラダイスラビーダ
△メモリーキャップ
△エムオーミサイル
九州ジュニアグランプリで地元馬最先着3着のレッドエンゼルが断然。前々走野菊賞ではヴォータンの2着に敗れ、初めて地元荒尾所属馬に先着を許したが、続く前走の2歳一般戦では、2着ヴィットドラゴンに6馬身差、さらにヴォータンには1馬身差をつけ、レコードでの勝利。今回は荒尾勢同士の対戦で、重賞初勝利の期待がかかる。
レッドエンゼルとはほとんどが勝負付けが済んでいるメンバー構成だけに、それなら転入初戦のテイエムアコガレがおもしろそう。中央時は新馬戦で5着があるが、ここ4戦はいずれも二桁着順で大敗。しかし着差ではいずれも2秒以内に収まっているだけに、荒尾のダートに適性を示せば一発があるかもしれない。
兵庫からの転入初戦を勝ったダイヤモンドペスカ、前走レッドエンゼルのレコード勝ちの2着だったヴィットドラゴン、前走特別のプリンセス賞を制したアソノビックガールあたりが相手となりそう。
◎レッドエンゼル
○テイエムアコガレ
▲ダイヤモンドペスカ
△ヴィットドラゴン
△アソノビックガール
かつては高知の2歳チャンピオン決定戦として行われていたレース。2歳馬の入厩が減ったことから休止されていたが、02年12月以来、明け3歳馬の重賞として急遽復活した。「高知市長賞典」という冠がついていることから、廃止されたアラブの高知市長賞の代わりにという理由もあるのだろう。
出走10頭中7頭がホッカイドウ競馬から転入して高知で1戦しているが、いずれも勝ち馬から2秒以上の大敗では、ここでいきなりは難しいだろう。
中心はフジペガサス。前走2歳1組戦で、今回のホッカイドウ競馬からの移籍組7頭のうち6頭を相手に圧勝。高知で4戦3勝、2着1回という成績も断然。前々走、兵庫ジュニアグランプリJpnIIに挑戦(9着)した経験も生きているはずだ。
相手はリワードクラウン。中央から高知に移籍して2勝。やや安定感には欠けるが、フジペガサス以外のメンバーより力は上だ。
ほか8頭は、上記2頭のどちらかに大きく離されて負けている馬たちだけに、割って入るのは難しそうだが、変わり身があるとすれば、ホッカイドウ競馬のJRA認定レースで好走歴のあるフォーティマックス、ヒデサンファイターだろう。
◎フジペガサス
○リワードクラウン
△フォーティマックス
△ヒデサンファイター
古馬重賞は3日にも名古屋記念が行われるが、新春盃は、それに次ぐクラスの馬たちが出走する重賞。
3歳時に駿蹄賞を制したクロスウォーターに、古馬重賞初勝利の期待がかかる。09年後半は北海道に所属し、オープンを1勝。負かした相手は、2歳時に兵庫ジュニアグランプリGIIIを制したモエレソーブラッズだった。北海道のシーズン終了後に名古屋に戻り、A2特別で2着、1着と好走。A4戦をようやく勝った春あたりより確実に力をつけた。
ハードインパルスは09年5月にB級格付けで尾張名古屋杯を制し、秋には金沢のオータムスプリントカップ2着、そして笠松のスプリントを制した。実績では最上位だが、ここ3戦の敗戦が気になるところ。勢いの違いでこちらを2番手とした。
ケイウンヘイローは荒尾から転入し、名古屋では10戦未勝利だが、A2~A1で3度の2着がある。馬券圏内を争う力は十分にありそうだ。
名港盃4着があるシーグランジャーは、A2特別で常に好走する力があり、ここ3戦も連続2着。今回のメンバーなら上位に食い込む可能性はある。
エイシンイッキは、中央1000万下から笠松に転厩し、緒戦のA2特別で勝ち馬からコンマ6秒差の5着。上積みがあれば、上位争いにも加わってきそうだ。
◎クロスウォーター
○ハードインパルス
▲ケイウンヘイロー
△シーグランジャー
△エイシンイッキ
九州記念を制したタニノウィンザーの実績が断然。佐賀に遠征した九州大賞典は7着だったが、今年6月以降地元荒尾では8戦6勝。2度の2着で先着されたのは、斤量が2キロ軽いテイエムジカッドだが、今回同斤量なら負けることはないだろう。
相手には、やはりそのテイエムジカッド。今年4月に中央から転入し、15戦してすべて4着以内と常に上位争い。ただ転入後の重賞3戦で4、3、4着と連がらみがないのが気になるところ。
コスモタクミは、今回が中央1勝からの転入初戦。6月と7月には芝の長距離戦で3、4着があっただけに、ここでいきなりという可能性は十分にある。
テイエムモッコスはB級特別を4連勝中。このメンバーで馬券圏内に割って入れるかどうか。
ほかは近走みどころのないレースぶりの馬が多く、オッズはともかく4頭のボックスで当たると思う。
◎タニノウィンザー
○テイエムジカッド
▲コスモタクミ
△テイエムモッコス