NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
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これまでも読売レディス杯のトライアルとして準重賞で行われていた金沢クイーン賞だが、今年から重賞に格上げされ、第1回として行われる。
お松の方賞1〜3着の4歳馬がいるものの、それらの馬とは未対戦のシスターアクト、ホウオウジュレップを狙ってみたい。
シスターアクトは大井のB3で頭打ちという成績だったが、金沢移籍後はA2〜A1の特別戦を4戦して、1700メートルで3着以内が3回。1400メートル戦では流れに乗れず9着に負けているだけに今回の1500メートルがどうかだが、2走前の良馬場1700メートル1分48秒4、前走の不良馬場1700メートル1分47秒0という走破タイムを評価するなら、重賞初挑戦でもチャンスありと見る。
ホウオウジュレップは、昨年金沢在籍時にC級からA2特別まで勝って7勝をマーク。冬期は大井で3戦し、今年開幕とともに金沢に戻ってB級から再びA2特別まで6戦してすべて3着以内。昨年の読売レディス杯は9着だったが、遠征勢が上位を独占し、あのハクサンアマゾネスが3着だったというメンバー。今回、地元の牝馬同士なら勝負になりそう。
前述のとおり、お松の方賞で1〜3着のハリウッドスマイル、リケアマロン、ポンヌフは挑戦者の立場。
ダイヤモンドラインは昨年以降は2勝を挙げたのみで勝ちきれないレースが多いものの、百万石賞2着、今年の利家盃3着など重賞でも上位争いの実力。長距離での活躍が目立つが、昨年末の金沢ファンセレクトカップ(1500メートル)では重賞5勝のオヌシナニモノに1馬身半差2着があり、牝馬同士のここなら当然上位争い。
◎2シスターアクト
◯5ホウオウジュレップ
▲7ハリウッドスマイル
△8リケアマロン
△9ダイヤモンドライン
△6ポンヌフ
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このレースが地方全国交流となった2018年以降の7回で、南関東4勝、北海道2勝で、地元岩手は2020年にエイシンハルニレが制したのみだが、それにしても名古屋からの転入3戦目だった。その後の4年間では地元岩手所属馬は3着が2回だけと苦戦している。今回も南関東、北海道からの遠征勢が強そうだ。
大井のキエティスムは北海道所属として出走した盛岡・ジュニアグランプリが5着だったが、大井移籍後は1200メートルのみを使わて2勝。前走の勝ちタイム1分12秒2は、重馬場とはいえ重賞レベル。交流となって以降、地元岩手は1勝と書いたが、岩手所属騎手は4勝。遠征有力馬に地元騎手が騎乗することもめずらしくなく、山本政聡騎手は2022年に浦和のスターオブケリーで制している。
2番手評価も大井のヨシノダイセン。デビューから短距離のみを使われ1200メートルで2勝。前走優駿スプリントトライアルは、本番の優駿スプリントに向けて有力馬が出走するだけに、そこでの4着は評価できる。キエティスムの1分12秒2は破格だが、この馬の1分13秒1も優秀なタイム。
北海道のトレヴェナは、ここまで12戦して1勝のみだが、3着を外したのが2回のみ。重賞では他地区遠征も含めて2着・3着が2回ずつ。そのうち2着2回が門別の1200メートル戦だけにこのメンバーなら能力上位。山本聡哉騎手は、交流になって以降、船橋、岩手、北海道の馬で計3勝を挙げている。
もう1頭北海道のエターナルウインドには期間限定騎乗を延長した船橋の山本聡紀騎手。門別では1200メートル以下のみを使われ、3勝はいずれも2歳時だが、2走前の古馬B3B4特別(1000メートル)でクビ+クビ差の3着は評価できる。
地元岩手勢では、1400メートルの重賞2勝を挙げているポマイカイが上位食い込みを狙う。イーハトーブマイルを制したユウユウコラソンは久々の1200メートルがどうか。
◎9キエティスム
◯6ヨシノダイセン
▲11トレヴェナ
△8エターナルウインド
△7ポマイカイ
△10ユウユウコラソン
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