昨年1番人気に支持されたタケノサイコウは、2008年のナセ以来となる地元馬勝利が期待されたものの残念ながら4着。しかし秋には佐賀オータムスプリントを制し、その後は勝ちきれないレースが続いているものの、前走大分川賞では2着に好走。1400メートルの良・稍重で1分28〜29秒をコンスタントにマークしており、近年の霧島賞の勝ちタイムとも遜色ないだけに、昨年のリベンジに期待する。
ルピナステソーロは一昨年の霧島賞で僅差2着に好走したあと、中央の2勝クラスでは4着が最高という成績。それでも高知移籍後、勝ち星を重ね準重賞の牝馬シリーズ、スピカ特別を制した。中央時より状態アップなら、この馬も一昨年のリベンジが期待できそう。
ゴーツウキリシマは、昨年えびの特別を制したものの霧島賞は7着。その後中央では障害や2勝クラスの芝を走って結果が出ていないが、前走の芝2勝クラスは10頭立ての最下位とはいえ、3着以下とはそれほど差のない競馬をしていた。佐賀コースの経験は十分で、障害や芝のスピード競馬を走っての変わり身に期待する。
アイタカは前哨戦の大隅特別を大差で圧勝。重馬場ではあったものの勝ちタイム1分28秒7なら、例年のレベルなら勝負になる。
このレース連覇がかかるのがイチザウイナー。昨年このレースを勝ったあと、さすがに中央3勝クラスの壁は高く、また中央所属のままではクラス的にこのレースには出走できないため、佐賀に移籍したと思われる。佐賀ではA1・A2を2戦してやや苦戦だが、3戦目での変わり身があれば今年も見せ場がありそう。
アイアンムスメは中央所属で霧島賞に3度挑戦し、2度の5着が最高という成績。今回は高知に移籍しての参戦だが、下級条件で結果を残しており、状態上向きなら上位食い込みも。
◎7タケノサイコウ
○12ルピナステソーロ
▲4ゴーツウキリシマ
△11アイタカ
△1イチザウイナー
△9アイアンムスメ
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