メイショウフンジンは、地方の2000メートル級のダートグレードを7戦して掲示板を外したのが1回だけ。ここ2戦の中央でも、ブリリアントSを勝ち、平安ステークスGIIIでもクビ+半馬身差の3着と好走しているように調子は上向き。ここはグレード初制覇チャンス。ただ盛岡コースは一昨年のこのレースで7着、昨年は3着とはいえコンマ8秒と差をつけられていたのが気になるところ。
クラウンプライドは、重賞勝ちは海外だけだが、GI/JpnIで2着3回という実績が光る。前走かしわ記念JpnI・12着は1コーナーで狭くなったところで躓くなど不利があってのものだけに参考外。あとは別定3kg増の57kgがどうか。
ギガキングはここまで重賞7勝で、そのうち5勝が船橋で、2勝が盛岡。一昨年のマーキュリーカップJpnIIIでは5着だが1、2着馬が3着以下の離しての結果で、盛岡のJBCクラシックJpnIは8着だが地方馬最先着。ダートグレードでも勝ち負けできる能力はある。
テンカハルは、中央でのここ2戦が案外の成績だが、地方のダートグレードは3戦していずれも好走(東京大賞典GIは7着だが勝ち馬と1秒差)。芝でも長距離で結果を残したように、ゆったり流れる地方の長距離戦は能力を発揮できる舞台。
地方初参戦のロードアヴニール、ビヨンドザファザーは実績馬相手にどこまでやれるか。北海道移籍2戦目のケイアイパープルは地方の2000m級のレースで実績を残してきただけに侮れない存在。
◎1メイショウフンジン
◯9クラウンプライド
▲11ギガキング
△3テンカハル
△5ロードアヴニール
△8ケイアイパープル
△13ビヨンドザファザー
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ブリーザフレスカは、前走期待されたトリトン争覇は見せ場なく6着だったが、強力遠征勢が相手だった東海桜花賞では3〜4コーナーで外からまくってきて、北海道のアナザートゥルースこそとらえきれなかったものの2着。直線での伸びは目立っていた。10月のゴールド争覇以来の重賞制覇に期待だ。
ロードランヴェルセは、前走トリトン争覇では8番人気ながら直線豪快に差し切った。それまで重賞では掲示板もなく、ここ2戦で急上昇。あらためて試金石となりそうな一戦。
昨年秋、金沢・北國王冠から東海菊花賞を連勝し、さらに南関東に移籍して2600メートルの金盃トライアルまで3連勝と長距離で能力を発揮したのがアンタンスルフレ。その後は強敵相手のレースで結果を残せなかったのはともかく、東海桜花賞でもやや離された4着。今回東海勢同士のメンバーとなって巻き返しなるかどうか。
中央オープンから転入して2戦好走のテイエムアトムは、初めての2000メートルでどうか。
エマージングロールは中央オープンで頭打ちとなって、移籍した大井でもA2以下の特別で5着が最高という成績。今回、印上位の馬たちとの比較ではやや落ちるが、連下争いなら。
昨年3歳時に重賞で活躍したペップセもここに来て特別2連勝で調子を上げてきた。
◎12ブリーザフレスカ
○3ロードランヴェルセ
▲9アンタンスルフレ
△5テイエムアトム
△11エマージングロール
△10ペップセ
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