ゴールデンヒーラーは、今シーズン短距離に路線変更して3連勝の快進撃。今回と同じ舞台の前走スプリント特別でも、3番手から手応え十分に直線先頭に立つと、軽く気合をつけられただけで快勝。2着キモンリッキーに2馬身差だが、着差以上の楽勝だった。クラスターカップJpnIIIに向けて負けられない一戦だ。
ゲンパチプライドは中央2勝クラスから転入して、白嶺賞、栗駒賞がゴールデンヒーラーの2着。着差はそれぞれ2馬身、3/4馬身で、逆転の可能性はありそう。前走水沢1600メートルでは3着に負けたが、距離短縮は有利なはず。
キモンリッキーは、前述のとおり盛岡のスプリント特別がゴールデンヒーラーの2着で、前走水沢1300メートルのスプリント特別を勝った。ゴールデンヒーラーとの差をどこまで詰められるか。
ルチルクォーツは、年明けは善戦までという結果が続いていたが、ここに来て2連勝と調子を上げてきた。昨年11月には盛岡1200メートルのスプリント特別を、不良馬場とはいえ1分11秒8という好タイムで勝っているだけに、ここでも上位に食い込むチャンスはある。
シガーヲスウオトコは、大井から転入して、白嶺賞、栗駒賞はさっぱりだったが、前走スプリント特別ではゴールデンヒーラーに1秒3差5着と復調気配。大井ではほぼ1200メートルのみを使われ、A2B1特別での勝利があるだけに、そのときの八分程度にでも戻していれば上位争いに食い込んできそう。
◎6ゴールデンヒーラー
○1ゲンパチプライド
▲4キモンリッキー
△2ルチルクォーツ
△9シガーヲスウオトコ
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昨年1番人気に支持されたタケノサイコウは、2008年のナセ以来となる地元馬勝利が期待されたものの残念ながら4着。しかし秋には佐賀オータムスプリントを制し、その後は勝ちきれないレースが続いているものの、前走大分川賞では2着に好走。1400メートルの良・稍重で1分28〜29秒をコンスタントにマークしており、近年の霧島賞の勝ちタイムとも遜色ないだけに、昨年のリベンジに期待する。
ルピナステソーロは一昨年の霧島賞で僅差2着に好走したあと、中央の2勝クラスでは4着が最高という成績。それでも高知移籍後、勝ち星を重ね準重賞の牝馬シリーズ、スピカ特別を制した。中央時より状態アップなら、この馬も一昨年のリベンジが期待できそう。
ゴーツウキリシマは、昨年えびの特別を制したものの霧島賞は7着。その後中央では障害や2勝クラスの芝を走って結果が出ていないが、前走の芝2勝クラスは10頭立ての最下位とはいえ、3着以下とはそれほど差のない競馬をしていた。佐賀コースの経験は十分で、障害や芝のスピード競馬を走っての変わり身に期待する。
アイタカは前哨戦の大隅特別を大差で圧勝。重馬場ではあったものの勝ちタイム1分28秒7なら、例年のレベルなら勝負になる。
このレース連覇がかかるのがイチザウイナー。昨年このレースを勝ったあと、さすがに中央3勝クラスの壁は高く、また中央所属のままではクラス的にこのレースには出走できないため、佐賀に移籍したと思われる。佐賀ではA1・A2を2戦してやや苦戦だが、3戦目での変わり身があれば今年も見せ場がありそう。
アイアンムスメは中央所属で霧島賞に3度挑戦し、2度の5着が最高という成績。今回は高知に移籍しての参戦だが、下級条件で結果を残しており、状態上向きなら上位食い込みも。
◎7タケノサイコウ
○12ルピナステソーロ
▲4ゴーツウキリシマ
△11アイタカ
△1イチザウイナー
△9アイアンムスメ
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