中央未勝利から昨秋転入したブリーザフレスカは、下級条件から3着以内を外すことなく勝ち上がってきて、重賞初制覇となったトリトン争覇は2着に7馬身差をつけコースレコードでの圧勝。名港盃は距離が長かったか3着に敗れたが、前走秋桜賞でも2着に大差をつける圧勝。兵庫からの遠征馬も強そうだが、地の利も含めて期待は大きい。
バーニングペスカは、中央3勝から兵庫に移籍し7戦して3勝2着1回。笠松に遠征したサマーカップは4着だったが、その後地元で2連勝で調子を上げている。兵庫での3勝は姫路1500メートルと園田1400メートルだけに、能力を発揮できそうな舞台だ。
テーオーターナーは中央では掲示板すらないという成績だったが、園田では最初の転入時と再転入後と合わせて11戦8勝、2着3回とオール連対でクラスを上げ、A2特別まで勝った。園田1400メートルで良馬場1分29秒台の勝ちタイムもあるだけに、いきなりの重賞でも通用しそう。あとは輸送と名古屋コースをこなせるかどうか。
昨年金沢に遠征して金沢スプリントカップを制した兵庫のハナブサ、笠松のくろゆり賞で2着だった地元名古屋のファルコンウィング、9歳でも重賞で上位を賑わしている兵庫のメイプルブラザーらもそれほど能力差はなさそう。
◎3ブリーザフレスカ
◯1バーニングペスカ
▲5テーオーターナー
△10ハナブサ
△4ファルコンウィング
△7メイプルブラザー
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メンバー中唯一無敗のフジユージーンが強そうだ。2走前、今回と同じ盛岡1400メートルの勝ちタイム1分26秒0はメンバー中最速。のみならず、昨年まで同じ盛岡1400メートルで行われていた知床賞との比較でも、ここ2年北海道勢が勝っていたタイムよりわずかではあるが速い。さらに、前走水沢1400メートルの勝ちタイムでも1分30秒を切っているのはメンバー中唯一。ここでは能力が抜けている。
相手筆頭はエイシンコソンテ。前走芝のジュニアグランプリは度外視として、門別から転入初戦の水沢1400メートル戦が楽々と逃げ切り。メンバーのレベルがどうだったかということはあるが、2着に4馬身、3着には大差をつけた。門別ではフレッシュチャレンジを勝ったのみだが、オープンや重賞で強敵相手に戦ってきた経験は生きるはず。
カリフィアは2戦目の前走フューチャーステップは2着だったが、それでも1分27秒0は好タイム。上積みがあれば◎に迫る場面もありそう。
エイシンノクターンは、盛岡芝のデビュー戦こそ3着だったが、その後水沢、盛岡とダートで2連勝。タイムこそ印上位の馬たちと比べると平凡だが、ダートではまだ底を見せていない。
ミヤギシリウスも盛岡芝のデビュー戦は4着だったが、2戦目の水沢1300メートル戦では2着に9馬身差の圧勝。今回は一気の相手強化でどうか。
デビュー2戦目から盛岡、水沢で連勝のビッグサララルーフも連下争いなら。
◎2フジユージーン
○6エイシンコソンテ
▲4カリフィア
△3エイシンノクターン
△8ミヤギシリウス
△1ビッグサララルーフ
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