昨年3着だったイチザウイナーに期待する。今年1月に中京ダート1200mの2勝クラスで、着順こそ13着だが勝ち馬から1秒2差。今回は休養明けをひと叩きして臨む一戦。昨年春にはたんぽぽ賞でタケノサイコウに僅差の2着があり、中央では2歳未勝利戦を勝ったほかは掲示板外だが、佐賀ではここまで2、1、3着。4度目の挑戦でどうか。
九州産限定の新馬戦からひまわり賞を連勝したのがサツマノオンナ。ここまで芝しか使われてないものの、ききょうSで勝ち馬から1秒5差、GIIIのファンタジーステークスでも1秒9差なら、このメンバーではスピード最上位。あとは佐賀のダートが合うかどうか。
昨年春、たんぽぽ賞で中央勢を一蹴したタケノサイコウは、その後重賞タイトルこそないものの、4歳の今年佐賀のオープンクラスで活躍。もし勝てば霧島賞の地元佐賀勢制覇は、2004年のナセ以来となる。
トライアルの大隅特別を制して臨むカッコヨカは昨年6着、アイアンムスメは一昨年7着で昨年5着。この2頭は上積みがあるかどうか。
昨年のたんぽぽ賞でタケノサイコウ、イチザウイナーと差のない3着だったイールテソーロにも可能性がありそう。
◎4イチザウイナー
○1サツマノオンナ
▲10タケノサイコウ
△12カッコヨカ
△8アイアンムスメ
△11イールテソーロ
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昨年のこのレース以来勝ち星から遠ざかっているメイショウワザシだが、大敗はおおむね2000メートル以上の距離。佐賀遠征でも好走しており、大井では常に重賞クラスのメンバーとの対戦。メンバーレベル的にもここは連覇の期待。
実績最上位は、ジャパンダートダービーJpnIをはじめダートグレード3勝のダノンファラオ。中央では二桁着順が続いて成績が頭打ちとなって大井へ。移籍しての2戦も大敗だったが、前走川崎の橘オープンでは4コーナー最後方からじわじわと伸びて復調気配。距離短縮の1600メートルがどうかだが、笠松の小回りコースをこなせれば見せ場以上はありそう。
スマイルサルファーは一昨年3歳時に兵庫ダービー、西日本ダービーを勝利。昨年は重賞勝ちこそなかったが、佐賀に遠征して2着、3着。地元園田では1700メートル戦で3勝を挙げており、笠松1600メートルも合いそう。あとは8カ月ぶりの休み明けがどうか。
浦和のトーセンレビューは一昨年、名古屋、金沢に遠征して1400メートルの重賞を勝利。昨年後半から今年にかけて、大井A2B1で1着、2着という実力なら勝負になる。
地元東海勢では南関東B1から転入して好調のストームドッグ、中央2勝クラスから転入して今年3勝のコウイチらは馬券圏内まで。
◎8メイショウワザシ
○1ダノンファラオ
▲5スマイルサルファー
△6トーセンレビュー
△2ストームドッグ
△7コウイチ
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