コウエイアンカの前走サマーチャンピオンJpnIIIは、ハンデ52キロだったとはいえ、シャマルを追ってゴール前よく伸びての2着は見事だった。昨年のこのレースでは4コーナー大外を回ってダノングッドに3/4馬身差。着以上に強い勝ち方だった。地元なら負けられないところ。
一方のダノングッドは園田FCスプリント連覇。9歳の昨年から10歳の今年にかけて重賞7勝で、今が充実期とも思える活躍。高知では1600メートルのだるま夕日賞も勝っており、超短距離戦が得意というわけではない。昨年2着の雪辱なるかどうか。
エイシンビッグボスは、昨年3歳時に1700メートルの園田オータムトロフィーを制し、1400メートルの楠賞では3着だったが、勝ったイグナイターのその後のダートグレード戦線での活躍を見ればむしろ評価できる。今回は東海桜花賞4着以来5カ月半ぶりの休み明けがどうかだが、まだ若い4歳だけに成長に期待。
メイプルグレイトは1400メートルでの勝ち星もあるが、昨年の兵庫ゴールドカップ(1230メートル)2着があり、その後船橋に移籍して1200メートル、兵庫に戻っても1230メートルを中心に好走しているだけに、このメンバー相手に1400メートルの舞台でどうか。
ビナサクセスは中央未勝利から転入して11戦8勝、3着以内を外しておらず、重賞初挑戦でどんなレースを見せるか。
一昨年の兵庫ゴールドカップで3着だったマリターは、その後長期休養ののち勝ちきれないながらも2着3着多数。前走園田サマースプリントでメイプルグレイトに接戦の2着は調子を上げてきたと見るべきかもしれない。
今年中央2勝クラスから転入したフーズサイドは摂津盃3着など中距離で好走を見せてきたが、前走園田では初めての1400メートル戦で勝利。あらためてこの距離での能力発揮に期待。
◎6コウエイアンカ
○9ダノングッド
▲8エイシンビッグボス
△5メイプルグレイト
△4ビナサクセス
△10マリター
△2フーズサイド
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