9月に行われた園田チャレンジカップは、エイシンエンジョイ、ナチュラリーがハナを争って、エイシンエンジョイこそなんとか3着に粘ったが、後方で脚を溜め直線一気に追い込んだコウエイアンカ、ダノングッドで決着。ナチュラリーは最下位に敗れた。今回はさらに逃げ馬マイタイザンが加わってというメンバー。ならば控えて直線脚が使える川崎のベストマッチョを狙ってみたい。一昨年末の兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIは逃げてゴール前まで先頭で惜しくも2着だったが、ラプタスが出遅れて結果的に逃げただけで、控えることもできる。一昨年7月のプラチナカップ以来勝ち星がなく、近走は着順の数字もよくないが、ダートグレードを中心に使われているためで、前走船橋記念も経験の少ない1000m戦で度外視できる。9歳だが中央馬相手に好走経験のあるコースだけに期待したい。
逃げ馬の中では、マイペースの逃げが叶えば、笠松に移籍して2戦目のエイシンエンジョイに期待。兵庫在籍時に重賞6勝という実績で、前述のとおりナチュラリーとのハナ争いでも3着に粘っており、逃げが予想される馬のなかでもっとも内の4番枠に入ったのも有利。
とはいえナチュラリーもここ4戦連続連対と調子を上げてきた。
園田チャレンジカップで3着エイシンエンジョイにクビ差4着と迫ったハナブサ、近走不振だがこの距離が合いそうな川崎のインペリシャブル、大井から転入して3戦好走のサンロアノークらも上位食い込みが期待できそう。
◎9ベストマッチョ
○4エイシンエンジョイ
▲6ナチュラリー
△3ハナブサ
△1インペリシャブル
△8サンロアノーク
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前哨戦のノカイドウ特別からは8馬身差で圧勝したイールテソーロが出てきたが、2、3着馬は不在。もうひとつの前哨戦ミヤマキリシマ特別からは1、2着馬が不在となって中央所属馬は3着のカシノプルタオルネのみが出走。ミヤマキリシマ特別を勝ったカシノリバイアサンのタイムは、ノカイドウ特別のイールテソーロ(1分30秒0)より2秒4も遅いタイムだったことがあるのかもしれない。
今回出走してきた中央6頭のうち4頭が中央1勝だが、その勝ち星はいずれも九州産限定戦。イールテソーロは中央未勝利だったが、圧勝したノカイドウ特別のレースぶりを評価する。
ミミグッドは、芝ではあるもののさざんか賞(1勝クラス)で勝ち馬からコンマ9秒差の7着というレース内容は評価できる。ただ前走初ダートで大敗しているだけに、地方のダートがこなせるかどうかが気になるところ。
地元勢ではタケノサイコウが中央馬相手にどんなレースを見せるか。もともと中央デビューで2戦大敗のあと佐賀に移籍後は無傷の8連勝。中央での2戦はともに芝だっただけに、ダートで素質開花という可能性に期待だ。
小倉の九州産限定・ひまわり賞でイールテソーロを3着にしりぞけて勝ったのがヒノクニ。ダート経験は門別に遠征したエーデルワイス賞JpnIIIのみで、それが最下位14着だったことでは、ダート適性が気になるところ。
小倉芝の九州産限定の未勝利戦を勝ったあとダートを使われてきたイチザウイナーには変わり身に期待したい。
◎5イールテソーロ
○8ミミグッド
▲2タケノサイコウ
△6ヒノクニ
△4イチザウイナー
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