NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
最大10kgというハンデ差なら、ナナカマド賞を制してここまで8勝のキングフェスタ、ヤングチャンピオンシップを制してここまで6勝のヤマカツエースが有力と見る。
ヤングチャンピオンシップは重量に恵まれて勝った感じだったヤマカツエースだが、続くA-1戦はトップハンデ・タイでヘッチャラを3着に負かし、さらに前走A-1戦では15kg軽いクリスタルコルドには逃げ切られたものの、トップハンデ・タイのキングフェスタ(4着)には先着しての2着。その前走で連勝は途切れたが、ヤングチャンピオンシップを含む4連勝で力をつけた。
キングフェスタはナナカマド賞を勝ったことで、その後は重量に苦しんだ。それでも常に僅差の善戦。前走4着も前が止まらない軽い馬場でタイミングひとつだった。能力上位は間違いなく、今回の重量差ならあっさりといいう可能性も十分。
ナナカマド賞2着、ヤングチャンピオンシップ3着というヘッチャラは、今回、◎○より5kg軽い重量なら逆転までありそう。
前走、障害先頭から◎○を振り切ったのがクリスタルコルド。今回は重量的に厳しくなるが、ナナカマド賞4着、ヤングチャンピオンシップ5着と好走しているだけに、ここでも互角の勝負が期待できそう。
十勝産駒特別は僅差3着で惜しくもヤングチャンピオンシップ出走が叶わなかったホクセイウンカイ、12月から調子を上げA-2戦でも僅差2着好走のジェイサンダーも重量差を生かせば上位を狙える。
昨年はA-2戦を勝てずに臨んだマサタカラが2着に入ったように、波乱も期待できそう。
◎10ヤマカツエース
○8キングフェスタ
▲2ヘッチャラ
△4クリスタルコルド
△7ホクセイウンカイ
△9ジェイサンダー
翔雲賞の出走表はこちら