NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
シンザンボーイは昨年の北見記念が8歳にしての重賞初制覇。昨シーズン(2018年)のばんえいグランプリで3着に入り、その後は徐々に古馬一線級相手でも互角のレースができるようになった。今シーズンも、ばんえいグランプリ、岩見沢記念で続けて3着に入り、また特別戦でも崩れることがほとんどなく充実ぶりを見せていた。あらためて過去の成績を見ると、もう何年も前から、シーズン当初の春頃はあまり成績がよくなく、基礎重量が重くなる後半に調子を上げてきていた。高重量戦でこそ力を発揮するタイプだけに重賞連勝に期待。
明けて10歳になったオレノココロには帯広記念4勝目がかかる。今年は夏バテの影響が長びき、12月のドリームエイジカップ3着でようやく復調気配が見えてきた。ばんえい記念3勝目に向け好走を期待したいところ。
昨年のばんえい記念を制したセンゴクエースの今シーズンは、北斗賞とビッグウエイトカップを制したが、そのあとはまったくの不振に陥った。それでもドリームエイジカップ2着で復調。高重量の争いとなるここからばんえい記念でさらに調子を上げてきそう。
今季重賞2着2回のミノルシャープは次代の主役候補。ここにきてやや調子を落としたコウシュハウンカイはトップハンデでどうだろう。
◎4シンザンボーイ
○1オレノココロ
▲5センゴクエース
△2ミノルシャープ
△3コウシュハウンカイ
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