エムエスオープンは、8月22日の若駒特別では2着に2秒8という大差をつける圧巻のレースを見せた。ただその後の2戦がやや期待はずれ。9月18日のセレクトゴールドでは向正面からインザフューチャーとの一騎打ちとなって直線で振り切られ2着。前走10月2日のセレクトゴールドでは、これまで負かしてきた相手に先着されて4着という結果だった。
ならばそのエムエスオープンを真っ向勝負で負かし、デビューから2連勝中のインザフューチャーに期待したところ。
とはいえエムエスオープンも若駒特別で出した1分29秒7は持ちタイム最速の優秀なもので、巻き返してくる可能性も十分考えられる。
前走セレクトゴールドでエムエスオープンに先着したビックバレリーナ、フクダイトウリョウらも上位を狙える存在。ただエムエスオープンに普通に走られれば再度の先着は難しそう。
そのセレクトゴールドでエムエスオープンに半馬身差5着だったユーセイシューターは大幅にタイムを縮めており、力をつけてきた可能性はある。
◎2インザフューチャー
○1エムエスオープン
▲10ビックバレリーナ
△3フクダイトウリョウ
△11ユーセイシューター
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地元園田では負けなしのエキサイターが断然だ。デビューからの4連勝はいずれも楽勝で、特に4勝目のアッパートライは2着に3秒1という大差をつけた。それでも直線ではムチを入れていたので、まだまだ競馬を教えている段階なのだろう。その時の勝ちタイム1分29秒9は、近年の兵庫若駒賞の勝ちタイムと比べても優秀なもの。JpnIIの兵庫ジュニアグランプリでも通用する可能性がある。中央芝に挑戦した野路菊Sで3着と好走し、芝のスピードレースを経験したことでさらに能力アップという可能性もある。
何度も書いているように、抜けた能力の馬が1頭いる場合の相手探しというのは難しい。真っ向勝負にいくか、着狙いでいくかで、能力通りに決まらないことがあるからだ。
ディアタイザンはここまで4戦して2勝、2着3着各1回。前走勝利では園田1400mの持ちタイムを一気に詰めて1分31秒9。エキサイター以外で1分31秒台の持ちタイムはこの馬だけ。
1230メートルのアッパートライを1分20秒を切るタイムで勝っているスマイルジュピター、北海道から転入のナットビーワン、エキサイターとの対戦があるガーネットジェムらも上位候補。
◎4エキサイター
○10ディアタイザン
▲6スマイルジュピター
△3ナットビーワン
△12ガーネットジェム
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