NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
園田チャレンジカップは、ナチュラリーがハナをとってエイシンエンジョイがぴたりと2番手。外枠のエイシンエンジョイは常に外を回らされる形だったが、最後の直線半ばでギアを一段階上げるような感じで一気に差し切った。今回は距離短縮で内枠に入ったエイシンエンジョイのほうが圧倒的に有利。820メートルの園田FCスプリントでも8番枠という外目の枠順ながら2着に入るスピードを見せているだけに期待は大きい。
このレース連覇がかかるのがナチュラリー。昨年のこのレースでは9番枠からのスタートでも1コーナーまでにハナを取りきって押し切った。今年はさすがに11番枠で、前述エイシンエンジョイが内の4番枠なだけに、展開的には厳しいレースとなりそう。
イルティモーネは、園田チャレンジカップは7着だったが、その前に1230メートル戦を連勝。距離短縮で巻き返す可能性は十分。
ゴールドスークは、重賞初挑戦となった園田チャレンジカップで3着。ナチュラリーの直後をぴたりと追走し、4コーナーでも最内をまわって吉村智洋騎手は最高にうまく乗った。それでも前述1、2着に対して伸び負けしていたので、ここで逆転まではどうだろう。
ウインベントゥーラは今回が重賞初挑戦。2走前の1230メートル戦2着でマークした1分17秒2はなかなかの好タイム。昨年、一昨年のこのレースが1分17秒台の決着だっただけに、タイム比較では十分に通用する。
◎4エイシンエンジョイ
○11ナチュラリー
▲3イルティモーネ
△9ゴールドスーク
△5ウインベントゥーラ
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