NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
崩れることがほとんどなかったコウシュハウンカイだが、年明けから昨シーズンの終盤までは、らしくない競馬が続いた。ただシーズンが変わってからは、初戦のスプリングカップを勝ち、ばんえい十勝オッズパーク杯でも差のない2着と立て直した。オレノココロがオッズパーク杯を勝ったことで10キロ余分に背負うここは、コウシュハウンカイの出番だろう。
ばんえい記念を制したセンゴクエースは、今シーズン初戦のスプリングカップでは障害を越えられず競走中止。いわゆる"重病み"が心配されたが、その後は徐々に立て直している。土曜から日曜にかけて雨予報となっていて、馬場が軽くなればさらにチャンスは大きい。
メジロゴーリキのチャンピオンカップ制覇は重量に恵まれたこともあったが、ばんえい十勝オッズパーク杯では9歳2強と同重量で差のない3着。5歳になっていよいよ充実を見せている。
オレノココロは今回、別定10キロ増で1頭だけ780キロとなるだけにあまり強気にはなれない。
今シーズンまったくの不振だったマルミゴウカイは、前走格下相手の勝利できっかけがつかめるかどうか。昨シーズンは岩見沢記念を制しているだけに、引き続き古馬重賞戦線での期待は大きい。巻き返しを期待したいところ。
5歳のゴールデンフウジンは、ばんえい十勝オッズパーク杯で、勝ったオレノココロから5秒9差の4着なら今シーズンの古馬重賞戦で浮上もありそう。
◎3コウシュハウンカイ
○10センゴクエース
▲1メジロゴーリキ
△2オレノココロ
△7マルミゴウカイ
△8ゴールデンフウジン
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