NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ゴールドウィング賞を勝ったエムエスクイーンは、兵庫ジュニアグランプリJpnIIに出走という話もあったが、結局遠征はせずに地元戦を使って楽勝。デビューからの連勝を7に伸ばした。そして今回が初めての笠松戦。ここもメンバー的に通過点といえそうだ。
相手筆頭には北海道からの移籍初戦を7馬身差で圧勝したナラ。門別ではアタックチャレンジでの1勝のみだが、重賞を使われてきた実力は確かで、笠松初戦の1400メートル1分28秒4は、ラブミーチャン記念を勝ったボルドープラージュがジュニアクラウンでマークした勝ちタイムと同じ好タイム。さらなる上積みにも期待だ。
門別から転入後3連勝でラブミーチャン記念を制したボルドープラージュだが、続く前走ジュニアキングでは3コーナーで先頭をとらえる態勢だったが、直線では走るのをやめてしまった感じで3着。ラブミーチャン記念を勝ったときにも気性難が指摘されていて、あえて砂をかぶせるような競馬で、嫌気を出してしまったのかもしれない。ここは巻き返しのかかる一戦だ。
金沢ヤングチャンピオン2着のあと笠松に転入初戦となるハッピーフライト、ゴールドウィング賞でエムエスクイーンの3着だったリードメロディーらも馬券圏内は狙える。
◎7エムエスクイーン
○3ナラ
▲5ボルドープラージュ
△4ハッピーフライト
△8リードメロディー
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