NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
ウォーターループは、東海ダービーこそ3着だったが、その前には東海クイーンカップから新設のぎふ清流カップを連勝。そのぎふ清流カップでハナ差2着にしりぞけたクルセイズスピリツは、大井に移籍して26日の優駿スプリントを11番人気ながら制して見せた。東海ダービーで残念ながら連勝が途切れたサムライドライブが不在となれば、ウォーターループは同世代の牝馬同士では一歩抜けた存在といえそう。
サラヒメは、北海道所属の2歳時に園田プリンセスカップを制したが、その後は勝ち馬から1秒以上の差をつけられての敗戦が続いていた。ところが前走古馬A3特別ではコンマ2秒差3着と久々の好走。3歳のこの時期にこのクラスで互角の勝負ができるなら見直す手はある。
名古屋の若草賞を制したレコパンハロウィーだが、後方から直線一気という脚質ゆえ、展開次第の他力本願という面は否めず、勝ちきれないレースが続いている。今回初めての笠松コースでやはり展開頼みとなりそう。
菊水賞2着など重賞で常に上位争いのフセノラン、3歳1組特別を2連勝して充実ぶりを感じさせるマーメイドモアナらも能力的にそれほど差はない。
目下4連勝中のマッシヴアクトレスだが、いきなりの相手強化となるため今回は様子見。
◎4ウォーターループ
○6サラヒメ
▲8レコパンハロウィー
△2フセノラン
△5マーメイドモアナ
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