NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
佐賀皐月賞は、昨年までは古馬によるB級のS2重賞として行われていたが、S2重賞廃止によって、レース名からイメージされるとおりの3歳重賞となった。
飛燕賞では3着馬に9馬身差をつけてクビ差で1、2着を争ったベルセルクとリンノゲレイロ。今回のメンバーでもこの2頭が優位と見る。惜しくも2着に敗れたリンノゲレイロだが、向正面で先頭に立つのがやや早すぎたような感じはあった。その後の前走、3歳-1組特別では2着に2秒2の大差をつける圧勝で力の違いを見せつけた。飛燕賞の雪辱を期す一戦。
一方のベルセルクは飛燕賞を勝ったあと、古馬B-4組戦で2着なら評価を落とすものではない。
怖いのがトーセンプルメリア。中央未勝利から転入して3着のあと4連勝中。前走1750メートル戦の勝ちタイム1分58秒4は、上記2頭の持ちタイムとの比較ではやや劣るものの、流れ次第では詰めきれないタイム差ではない。
ル・プランタン賞を制したマイメンだが、その勝ちタイム2分1秒0は、◎○との比較ではやや劣る。逆転までは難しそう。
花吹雪賞を制してル・プランタン賞でマイメンにコンマ2秒差の4着だったローザーブルー、南関東から戻って3戦目のスターオブソレイユらが馬券圏内まであるかどうか。
◎8リンノゲレイロ
○7ベルセルク
▲11トーセンプルメリア
△6マイメン
△10ローザーブルー
△1スターオブソレイユ
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