NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
キョウワカイザーは、中島記念を勝って2週後の九州オールカマーでは、うしろを気にしすぎたかキングプライドの逃げ切りを許してしまった。しかし前走高隈山特別では抜群の手ごたえのまま4コーナーで先頭に立つと、キングプライドに7馬身差をつける圧勝。今回も8歳にしてなお衰えのないレースぶりを見せてくれそうだ。
強敵となりそうなのは、兵庫から遠征のエイシンニシパ。3歳時には金沢のMRO金賞、笠松の岐阜金賞を制し、昨年も名古屋の名港盃を勝利。2014、15年にはエーシンクリアーがこのレースを連覇しているように、兵庫のエイシン(エーシン)の馬は遠征競馬で強い。ここ3戦、勝ちきれないレースが続いているが、この馬にとっては初めての佐賀遠征でも能力を発揮しそうだ。
ワットロンクンは転入初戦の唐津湾賞(1400メートル)を制したが、門別では2000メートルのA1特別を制しているようにさまざまな距離をこなす。転入2戦目で山口勲騎手がどんなレースを見せるか。
昨年のこのレース以来勝ち星から遠ざかっているコウザンゴールドには復活を期待したいところ。
中島記念3着以来となるマサヤ、内枠に入って今回も逃げが予想されるキングプライドらも上位食い込みが期待できそう。
◎10キョウワカイザー
○5エイシンニシパ
▲9ワットロンクン
△8コウザンゴールド
△3マサヤ
△2キングプライド
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