3歳馬による1750メートルのS2重賞。
ベルセルクは、前走筑紫野賞でリンノゲレイロにちぎられたとはいえ、佐賀では6戦して連対を外したのは、好位がとれなかったカペラ賞(6着)の1度だけ。今回のメンバーでは唯一、安定して高い能力を発揮している。
12月5日のリゲル特別でベルセルクを負かしているのがニッポンタイショウ。筑紫野賞の7着は勝ち馬が圧倒的に強く参考外として、好位をとって流れに乗れれば、このメンバーなら十分チャンスはありそう。
一開催空けて臨むライトストーリーだが、前走初夢特別がベルセルクに1馬身1/4差で2着。それを含め、中央未勝利から転入して4戦2勝、2着1回と、これからの上昇もありそう。
秋以降やや冴えないムーンパスイエローだが、戦ってきた相手が世代でトップを争うメンバーが多く、相手がかなり楽になったここなら馬券圏内も可能。
シアワセクルは佐賀では9戦してすべて掲示板圏内の堅実な走りをしている。能力差のあるこのメンバーでゆったり流れる中距離戦なら上位の流れ込みはありそう。
佐賀では1400メートルまでしか経験がないものの、距離がもてばディストワルビーのスピードも捨てがたい。
◎4ベルセルク
○2ニッポンタイショウ
▲7ライトストーリー
△5ムーンパスイエロー
△10シアワセクル
△6ディストワルビー
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兵庫から遠征のエイシンヴァラーは、昨年1月に中央オープン特別勝ちがあり、転入後3戦目となった兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIでも地元最先着の5着。圧巻だったのは3走前のA1特別で、不良馬場だったとはいえ園田の1400メートルで1分26秒4はなかなか出るタイムではない。あのトウケイタイガーでさえも、園田1400メートルではマークしたことがない。JpnIIIの兵庫ゴールドトロフィーではさすがに不良馬場になると1分25秒台が出ることもあるが、それに匹敵するするようなタイムだ。問題は1番枠。通常、高知では砂が重い内枠は不利とされるので、その1番枠をどうさばくか。
サクラインザスカイは昨秋の門別でA1特別での勝利があり、それでいてC1級での転入。一昨年にはなるものの、エトワール賞や道営スプリントなどの短距離重賞でも上位争い。いきなりでも勝負になりそう。
ナンヨーマークは中央準オープンで頭打ちになっての転入。とはいえ前走A-2の一般戦で2着に6馬身差をつける楽勝。ここに入っても互角のスピードを見せそうだ。
遠征、転入勢が強力で、5戦連続連対中のカイロスは押し出される形での△。
セトノプロミスは昨年、地元高知の重賞を5戦してすべて掲示板内の好走。1900メートルの二十四万石賞を制して、1300メートルのトレノ賞で2着はあるが、この距離はやや割引か。
◎1エイシンヴァラー
〇10サクラインザスカイ
▲2ナンヨーマーク
△9カイロス
△7セトノプロミス
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