九州ジュニアチャンピオンは佐賀デビュー馬限定戦だったが、ここは転入馬も出走可能。九州ジュニアチャンピオンに出走した4頭(出走取消だったエスワンノホシも含めて)以外の5頭はいずれもデビューがホッカイドウ競馬。
なかでもスターオブソレイユは門別で2戦したのみで早々と見切りをつけて佐賀に転入。その後はここまで6戦5勝、2着1回とまだ底を見せていない。ただ1400メートル戦は好タイムで勝っているが、今回佐賀では初めての中距離戦。門別1700メートル戦で大敗しているだけに距離不安はあるが、それでもこれまでのパフォーマンスからは能力上位と見る。
ニッポンタイショウはJRA認定ではない未勝利戦を勝ち、アタックチャレンジでもきわどいレースをしていた。特に7月19日のアタックチャレンジでは、その後にJRA札幌のコスモス賞で2着、重賞フローラルカップを制することになるミスマンマミーアにコンマ3秒差という好走があった。転入初戦はスターオブソレイユの4着に敗れているが、門別では1500~1600メートルで好走していただけに、この距離で逆転ということも考えられる。
ベルセルクは転入初戦が7馬身差の圧勝。ただ門別の好走歴も短距離戦だけで、能力は高そうだが、この距離でどうかという不安はある。
リンノゲレイロは門別で1000メートルの未勝利戦を勝利。ウィナーズチャレンジではさすがにレベルが高く勝負にならなかったが、転入しての変わり身に期待。
◎スターオブソレイユに佐賀で唯一土をつけたのがムーンパスイエロー。ただその後距離が伸びての2戦が今ひとつの成績だけに、ここでもあまり高い評価はできない。
九州ジュニアチャンピオン2着だったエリザベスセーラが門別デビュー組にどこまで食い下がれるか。
◎3スターオブソレイユ
○8ニッポンタイショウ
▲9ベルセルク
△7リンノゲレイロ
△5ムーンパスイエロー
△4エリザベスセーラ
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