NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
馬場改修などのため約1カ月間の休催があり、明けて9月24日に行われたシリウス特別に出走していた全馬11頭に、7月以来となる1頭が加わっての12頭立て。
シリウス特別は、飛ばして先行した前2頭を断然人気のザワールドが追いかけ、直線でとらえて楽に勝ったかと思ったところ、離れた後方集団を追走していたキングランシーンがゴール前強襲してとらえたというレース。ザワールドにとっては、みずから前をとらえにいかなければ逃げ切りを許す可能性があり、道中はうしろも気にしながらの追走だったが、末脚を使える馬がいたということではしかたない結果。そのときとほぼ同じメンバーでの再戦なら今度は負けられないところ。
勝ったキングランシーンは、あの末脚なら距離延長で能力を発揮ということは考えられる。その前走は前半ほとんど最後方に近い9番手から徐々に位置取りを上げてきた。同じ距離での再戦なら、ペースや展開次第で再びということも考えらえれる。
3カ月ぶりの実戦となるエコーズスリーにもチャンスはあると見て3番手。7月の前走1400メートル戦は2着だが、3着のキングランシーンに5馬身もの差をつけていた。
シリウス特別で最後方追走から3着まで押し上げたムーンパスイエロー、同レース7着からの巻き返しがかかるクレイジーダイヤらも馬券圏内の可能性。
◎10ザワールド
○5キングランシーン
▲8エコーズスリー
△12ムーンパスイエロー
△11クレイジーダイヤ
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