NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
GI/JpnIでもたびたび好走のあるインカンテーションだが、GIIIに限ってみると、ここまで7戦して4勝、2着3着各1回で、馬券圏内を外したのはわずかに1回。GI/JpnI級の活躍馬がいない今回のメンバーなら当然の期待だ。
くろゆり賞でまさかの2着に敗れたカツゲキキトキトは、大井の東京記念でも2着。スローと見るや逃げの手に出たが、単勝万馬券の伏兵馬にとらえられただけということでは残念な2着だった。ただ「あとひと追いが足りなかった」(錦見勇夫調教師)とのことで、目標はあくまでもここ。ダートグレード初勝利に期待だ。
コパノリッキーの弟として注目されるコパノチャーリーは、前走阿蘇ステークスが5歳にしてのオープン初勝利。クリノスターオーとの先行争いがカギになりそうだが、マイペースの逃げに持ち込めればチャンスはありそう。
クリノスターオーはたびたび好走はあるものの、2015年4月のアンタレスステークスGIII以来勝ち星から遠ざかり、近走は二桁着順の惨敗もあって、やや実力に陰りが見える。
3歳から挑戦のタガノディグオ、前走が準オープン勝ちというナムラアラシらは連下争いまで。
◎10インカンテーション
◯3カツゲキキトキト
▲4コパノチャーリー
△8クリノスターオー
△2タガノディグオ
△5ナムラアラシ
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