馬場改修などのため約1カ月間の休催があり、明けて9月24日に行われたシリウス特別に出走していた全馬11頭に、7月以来となる1頭が加わっての12頭立て。
シリウス特別は、飛ばして先行した前2頭を断然人気のザワールドが追いかけ、直線でとらえて楽に勝ったかと思ったところ、離れた後方集団を追走していたキングランシーンがゴール前強襲してとらえたというレース。ザワールドにとっては、みずから前をとらえにいかなければ逃げ切りを許す可能性があり、道中はうしろも気にしながらの追走だったが、末脚を使える馬がいたということではしかたない結果。そのときとほぼ同じメンバーでの再戦なら今度は負けられないところ。
勝ったキングランシーンは、あの末脚なら距離延長で能力を発揮ということは考えられる。その前走は前半ほとんど最後方に近い9番手から徐々に位置取りを上げてきた。同じ距離での再戦なら、ペースや展開次第で再びということも考えらえれる。
3カ月ぶりの実戦となるエコーズスリーにもチャンスはあると見て3番手。7月の前走1400メートル戦は2着だが、3着のキングランシーンに5馬身もの差をつけていた。
シリウス特別で最後方追走から3着まで押し上げたムーンパスイエロー、同レース7着からの巻き返しがかかるクレイジーダイヤらも馬券圏内の可能性。
◎10ザワールド
○5キングランシーン
▲8エコーズスリー
△12ムーンパスイエロー
△11クレイジーダイヤ
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コウセンは、中央1000万条件から転入。初戦の桂樹杯を勝って、OROカップでも3着。中央時代には一度しか経験のない芝1000メートルという距離だが、全国交流のOROカップより確実にメンバーが軽い今回のメンバーなら対応できると見る。
アリッサムは南関東B級からの転入初戦だったヴィーナススプリントを快勝。中央デビュー時には芝1200メートルで2戦連続2着という成績もあり、久々の芝で可能性を示してくれそう。
ウインミラージュは昨年のこのレースで2着。B級でもやや勝ちきれないレースが続いているが、昨年もようやくB2からB1を勝ったという成績で、今年も3走前に芝1000メートルのB1戦を勝っているだけに、この条件なら能力を発揮しそう。
ヴァイサーリッターは、中央準オープンから転入初戦のスプリント特別(水沢1400メートル)は6着だったが、芝の短距離なら巻き返してきそう。
芝は未知数もダートの短距離重賞で上位争いのガッサンプレイ、一昨年のこのレースで2着だったエーシンシャラクらにも可能性はありそう。
◎2コウセン
○4アリッサム
▲1ウインミラージュ
△3ヴァイサーリッター
△9ガッサンプレイ
△8エーシンシャラク
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