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斎藤修NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。

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【8/1金沢・MRO金賞】兵庫ダービーの悔しさ晴らすかスリーピーアイ
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 東海・兵庫と交流のこのレースだが、地元金沢勢は近年苦戦が続いて、2011年のナムラダイキチを最後に勝利から遠ざかっている。そしてここ3年連続で勝っているのが兵庫所属馬で、今年も兵庫勢が強そう。
 本命はスリーピーアイ。兵庫ダービーでは最後方を追走し、向正面からのロングスパート。ゴール前、逃げ粘るブレイヴコールに一気に迫ったが、惜しくもアタマ差届かずの2着だった。6番人気とはいえ、狙っての競馬だったとのこと。続く前走では古馬B1特別で3着という成績で、再び同世代同士の対戦であればチャンスは十分。菊水賞6着以降、3着以内を外していない安定した成績も馬券の連軸としては魅力的だ。
 相手も兵庫でマイフォルテ。中央2戦未勝利のあと兵庫に転入し、3歳戦を3連勝中。前走がやや相手に恵まれた3歳AB特別とはいえ、8馬身差は圧巻だった。充実ぶりが目立つ1頭。
 地元金沢で世代トップを争うヴィーナスアロー、ヤマミダンスは3番手、4番手評価。ヴィーナスアローの石川ダービーは展開がハマった感じもあるが、冬季の南関東移籍で中央の芝にも挑戦し、確実に力をつけていた。ヤマミダンスの石川ダービー4着は完全にオーバーペース。競り合ったほかの前3頭はラスト3に沈んだ。今回はマイペースで競馬ができるかどうか。
 東海ダービー4着のあと、前走古馬戦を逃げ切った笠松のグレイトデピュティ、北日本新聞杯2着、石川ダービー3着のサッキーヘラクレスらにもチャンスはありそう。
 ◎3スリーピーアイ
 ○7マイフォルテ
 ▲5ヴィーナスアロー
 △11ヤマミダンス
 △2グレイトデピュティ
 △9サッキーヘラクレス
 
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2017/07/31
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