佐賀では負けなし6戦6勝というスーパーマックスが断然だ。大井に移籍しての2戦は結果を残せなかったものの、佐賀に戻っての前走佐賀皐月賞では、3コーナーから徐々に後続との差を広げると、最後は流すような感じで、2着ビーザライトに6馬身差をつける圧勝。その1800メートルの勝ちタイム1分57秒3は、ここまでの3歳馬による1800メートルのS1重賞、花吹雪賞、飛燕賞、ル・プランタン賞とくらべても速いもの。それを楽にマークしたということでは、能力が抜けていることは疑いない。何かアクシデントでもない限り負けないのではないか。
相手にはハクユウロゼ。ル・プランタン賞こそ5着だったが、中央芝の1200メートルというスピード競馬を2度経験し、ともに着順こそ8着だが勝ち馬からの差が1秒前後という走りは健闘といえる。年明けには1800メートルの佐賀若駒賞を制した実績もあり、前走からの上積みも期待できそう。
オヒナサマも相手候補。ここまで惨敗は川崎遠征のローレル賞だけ。花吹雪賞を制し、ル・プランタン賞では2着だが地元馬には先着を許さなかった。地元の同世代同士では3着内を外したことがなく、さらに古馬B-4組に格付けされて4着、2着という好走も評価できる。
フジノカミワザの鞍上には、大井時代の主戦だった笹川翼騎手が呼ばれた。ここ2戦、B級特別ではさすがに苦戦したが、3走前のB-4組で2着ということでは、オヒナサマと同等の能力と考えられる。ただ良績は短距離戦ばかりで、今回2000メートルという距離がどうか。
転入初戦の佐賀皐月賞がスーパーマックスの2着だったビーザライト、飛燕賞を制したコパノレイミー、ここ2戦の好走で調子を上げてきているロトスキャンダルらも連下候補。
◎3スーパーマックス
◯8ハクユウロゼ
▲7オヒナサマ
△12フジノカミワザ
△9ビーザライト
△2コパノレイミー
△4ロトスキャンダル
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