NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
コスモバルク記念ではあらためて圧倒的な強さを見せたオヤコダカだが、さて、2000メートルということになると、昨年のこのレースこそ勝っているものの、道営記念では2年連続で負けているだけに不安がある。
そこで中心は川崎から転入初戦のドラゴンエアル。前走1月の報知オールスターカップでは、勝ったケイアイレオーネと併走するような形で好位を追走し、一気にペースアップした2周目3コーナーからはやや遅れをとったものの、それでも1秒差の6着。何よりそれが1年7カ月ぶりの実戦だったということを考えれば、久々のレースで南関東の一線級と互角のレースをできたということでは、今回はさらなる上積みも考えられる。距離適性的にも申し分ない。
相手にはオヤコダカだが、スティールキングはコスモバルク記念の直線で唯一オヤコダカに抵抗した。距離伸びて、さらに展開に恵まれるなどがあれば、いずれオヤコダカを負かす可能性は十分に考えられる。
道営記念3着にコスモバルク記念も3着だったジュエルクイーン、コスモバルク記念5着が9カ月ぶりの実戦だったクラバズーカーらは連下候補。
距離やメンバーを考えると、◎◯▲にはいずれにもチャンスがありそう。
◎9ドラゴンエアル
◯3オヤコダカ
▲7スティールキング
△5ジュエルクイーン
△8クラバズーカー
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