地元岩手勢でJRA認定競走を勝っているのはニードアフレンドだけというメンバー。しかしそのニードアフレンドもここ2戦はイマイチという成績なら、やはり北海道からの遠征馬に分がありそう。
ホープライズはアタックチャレンジで勝利を挙げたのみだが、ここまで7戦して3着以内を外したのは一度だけという安定した成績。前走のウィナーズチャレンジも惜しい2着だった。デビューから1200メートル戦のみを使われているものの、200メートルの距離延長なら問題ないだろう。
JRA認定競走こそ勝っていないものの、未勝利から2歳の条件戦を連勝しているのがダンストンレガーメ。小柄な馬体だけに前走で体重が増えてきたのもいい傾向。父フリオーソは、新種牡馬ランキングでは目下のところ9位だが、勝利数では27勝とダントツ(10月28日現在)。フリオーソ産駒の重賞初制覇なるかどうか。
地元の期待はメモリーダンス。2走前のJRA認定フューチャーステップこそベンテンコゾウから離された3着だったが、前走、盛岡ダート1600メートル戦を好タイムで快勝。ここに来ての充実ぶりがうかがえる。
門別の未勝利戦を勝っただけのワンチャンスもあなどれない存在。鞍上は山本聡哉騎手で、岩手リーディングのツートップが北海道からの遠征馬に騎乗(村上忍=ダンストンレガーメ)するということでも、地元勢にこれといった有力馬がいないことがうかがえる。
そのほか地元勢ではビギナーズカップを含めて3戦連続2着というココロヲコメテ、2歳の一般戦で2連勝中のモリノスイセイあたりがどこまでやれるか。
◎3ホープライズ
◯6ダンストンレガーメ
▲11メモリーダンス
△9ワンチャンス
△5ココロヲコメテ
△2モリノスイセイ
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