NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
エンパイアペガサスはデビュー3戦目から7連勝中。岩手ダービーダイヤモンドカップが2着に5馬身差で、秋の復帰初戦となったイーハトーブマイルが7馬身差圧勝と、ますますパワーアップを感じさせる。しかも意識的に控える競馬をさせているところにも大物感。中央からの転入馬が何頭かいるものの、地元馬同士のここはまだまだ通過点だろう。
相手筆頭には、中央からの転入初戦を快勝したウインバーニング。中央では未勝利を脱出することはできなかったが、ダートの中距離で3着2回。大井での条件交流戦では半馬身差2着と惜しいところで勝てなかった。前走の転入初戦が古馬B2級に入って2着に4馬身差の圧勝。その実力ならエンパイアペガサスをおびやかす場面もあるかもしれない。
岩手ダービーダイヤモンドカップ3着のサプライズハッピーは、同じ2000メートルのひまわり賞を快勝。充実ぶりがうかがえる。今回はそれ以来2カ月半ぶりの実戦がどうか。
岩手ダービーダイヤモンドカップでは8番人気ながら2着と好走したサンエイホープだが、秋初戦となるはずだった10月8日のレースは不運にも濃霧のため取りやめとなってしまった。初めての古馬との対戦がA級二組という上級クラスとなるはずだっただけに、そこでの実力は見てみたかった。今回、4カ月半ぶりの実戦であらためて実力を問われるところ。
マイネルコローレはまだC級格付けだが、8月以降6戦して4勝と上のクラスでもやれそう。
◎4エンパイアペガサス
◯6ウインバーニング
▲10サプライズハッピー
△1サンエイホープ
△7マイネルコローレ
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