トドイワガーデンの前走ウイナーカップは2番手を追走して直線失速と案外な内容だった。しかしここまで北海道時代から勝ち星を挙げているのが1200m以下。1400mは距離が長かったということであれば、1000mのここならあらためて能力を発揮するはず。
レイズアスマイルは大井1勝から転入。芝を2戦使われ、前走のダート1200mを快勝。この馬も短距離でこそという可能性はありそう。
ボーンインタイムは1200m以下なら5戦2勝、2着2回。重賞では2歳9月のビギナーズカップこそ2着だが、その後は掲示板外。とはいえ重賞勝ち馬がいないというこのメンバーなら勝負になりそう。
ノーノーイエースは、北海道での2歳時の重賞、そして岩手の重賞で掲示板内が5回。その中には岩手ダービーダイヤモンドカップでの4着もある。とはいえ北海道時代に結果が出ていなかった1000mという距離でどうか。
岩手生え抜きのスクリーンハッピーも重賞で3着が3回という実績あるが、同じく距離短縮が課題となりそう。
◎5トドイワガーデン
◯6レイズアスマイル
▲10ボーンインタイム
△8ノーノーイエース
△7スクリーンハッピー
ハヤテスプリントの出走表はこちら
A級馬による1800mのS2重賞。なおこの開催では、A級馬による1400m戦は翌10日に大船山特別として行われる。
アーサーバローズは南関東B級から転入して、徐々に佐賀の環境に慣れてきたのかS2重賞やA1・A2特別で4、3、2、1着と着実に成績を上げてきた。前走1400m戦を使われている馬が多い中で、慣れた距離で今回も能力を発揮する。
相手には、高知から転入初戦のマイネルマルシェ。高知ではA-1特別では力不足だったとはいえ、A-3クラスまではほぼ無敵で勝ち上がってきた。高知では1600mまでしか経験がないが、中央時代は中距離を中心に使われていた。佐賀のこのクラスなら十分に通用する。
コウユーヒーローは昨年末の中島記念で3着という実績。とはいえ今年は休養を挟んで前走1400mの水無月賞が5着。そこをひと叩きされて、得意の中距離に戻ってということであれば、今回勝負がかりという可能性はある。
ヴィルトグラーフは、2走前の北山湖特別ではアーサーバローズを5馬身ちぎっての圧勝。さらに前走水無月賞でも4着とはいえコウユーヒーロー(5着)には先着していた。△評価までだが、あっと言わせる可能性はある。
大井から転入したカーバは、佐賀では掲示板内は確保していたものの差をつけられたレースが多く、ようやく前走黒髪山賞で4頭接戦の2着。今回1800mに戻ってどこまでやれるか。
◎1アーサーバローズ
◯8マイネルマルシェ
▲3コウユーヒーロー
△5ヴィルトグラーフ
△10カーバ
大分川賞の出走表はこちら