NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
全国区での活躍が期待される金沢のグルームアイランドがここを狙ってきた。金沢スプリングカップから中9日だが、相手関係的にもそこは休み明けのひと叩きで、ここはさらに調子を上げて臨むと見る。川崎の報知オールスターカップを制した実力だけに、ここは負けられないところ。
大井からの遠征がアウトジェネラル。昨年2月の金盃以来勝ち星から遠ざかっているとはいえ、そのレースがそうだったように、スローに流れる長距離戦で力を発揮する。あとは小回りの笠松コースが合うかどうか。
このレース3連覇がかかるのが高知のリワードレブロン。一昨年は9番人気、昨年は5番人気で制しているだけに軽視は禁物。二十四万石賞3着から臨むというのも、昨年と同じだ。昨年は人気になった大井のユーロビートが凡走して快勝したが、今年も人気馬が崩れればチャンスはある。
地元勢では、前走やや乱ペースの東海クラウンを快勝したクワイアーソウルに期待。重賞の上位常連だが、遠征経験豊富な上記メンバーを相手にどんなレースを見せるか。
ベルラインは、中央では短距離で実績を残したが、2走前。2400メートルの六甲盃を5番人気で制したのには驚かされた。ひょっとすると再びこの距離でという可能性はある。
北海道から遠征のオグリタイムも、一昨年から昨年にかけては1200メートルを使われている時期もあったが、昨年後半のレースぶりからはむしろ長い距離のほうがよさそう。
◎10グルームアイランド
◯9アウトジェネラル
▲7リワードレブロン
△6クワイアーソウル
△5ベルライン
△3オグリタイム
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