NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
 内回り1600メートルで争われる、新設の牝馬重賞ヒダカソウカップ。
 中央から転入初戦となるサンバビーンの実績が断然だ。2走前の2月にはダートの準オープンを勝ったばかり。51キロとはいえ、牡馬相手の準オープン勝ちという実績なら、牝馬限定のダートグレードでも通用する可能性のあるレベルだ。今回、52キロの軽量3歳馬がいる中で、初めて背負う別定57キロがカギとなりそう。
 怖いのはやはり52キロの3歳馬で、名古屋から戻ってきたジュエルクイーンにも期待できそう。前走東海クイーンカップは、おそらくグランダム・ジャパン3歳シーズン女王となるであろうトーコーヴィーナスが相手ではさすがに厳しかった。笠松で重賞2勝を挙げた1600メートル戦なら、初めての古馬相手でも互角以上の勝負を期待したい。
 スターライラックは中央1000万から転入初戦の前走が、中央オープン実績があったクイーンエコロジーや、北海道のスプリントチャンピオンといってもいいアウヤンテプイらと走って4着。それが初めての1200メートル戦で、今回適距離に戻ってということなら見せ場をつくる可能性は十分。
 ルージュロワイヤルも3歳で52キロがひじょうに気になるところ。昨年9月のリリーカップ8着以来、7カ月半ぶりの実戦となった前走が3歳戦とはいえ2番手追走から直線抜け出しての楽勝。まだまだ余裕があった。ひと叩きされての上積みもありそう。
 佐賀のB級重賞で2着に好走していたバカニシナイデヨ、昨年のノースクイーンカップでハナ差2着だったハッピーメイカーらは連下候補まで。
 ◎4サンバビーン
 ◯12ジュエルクイーン
 ▲2スターライラック
 △7ルージュロワイヤル
 △8バカニシナイデヨ
 △1ハッピーメイカー
 
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