NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
9頭立てとはいえかなりの好メンバーが揃った。それでもやはり昨年7月以降、14戦13勝というノゾミダイヤの勢いに期待する。東海菊花賞では3着に負けたものの、大晦日の東海ゴールドカップを危なげない勝ち方で制すると、年が明けてからも3連勝。すでに重賞4勝を挙げており、まだまだ上が目指せそうだ。
連覇を狙うのがサイモンロード。昨年はやや相手が軽かったとはいえ、逃げて大差の圧勝。しかしその後は勝ち星から遠ざかり、オータムカップでもノゾミダイヤに3馬身差をつけられての完敗。それでも3カ月ぶりの実戦となった年明けの名古屋記念で久々の勝ち星を挙げた。そこを叩いての上積みがあれば、強い頃のサイモンロードがもう一度見られそう。最内枠から一気に逃げれば、ノゾミダイヤは大外枠だけに展開利も期待できる。
ティアモブリーオは南関東から兵庫に移籍し4戦してまだ勝ち星がないが、前走のA1特別では3コーナーで先頭に立ち、直線ではハルイチバンとの叩き合いとなって惜しくもアタマ差2着。負けたとはいえ相手が今勢いのある馬だけに、ティアモブリーオも調子を上げてきている。
中央1勝から笠松に移籍して2連勝の良血馬ディアデラバンデラ、昨年3着で今年も遠征してきたエーシンクリアーらも上位争いにからんでくる力はある。
◎9ノゾミダイヤ
◯1サイモンロード
▲4ティアモブリーオ
△5ディアデラバンデラ
△8エーシンクリアー
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