NAR『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『アタック!地方競馬』『地方競馬中継』解説。1964年生まれ。
それにしても10月18日の落馬で鎖骨と肋骨を骨折して、わずか2週間で復帰するというのだからスゴイとしか言いようがない。村上忍騎手である。12年ぶりのJBCだけに、多少の無理をしてもということなのだろう。いや、もしかして多少というレベルではないのかもしれないが。
そして同日に行われる不来方賞の期待馬が、村上忍騎手のライズラインだ。冬期間、南関東では結果を残せなかったものの、岩手に戻って、やまびこ賞、岩手ダービーダイヤモンドカップ、オパールカップと3連勝。ダートでも芝でもという活躍だ。前走A級一組では勝ち馬からちぎられての2着だったが、これは相手を考えれば仕方ない。人気にこたえてJBCデーを盛り上げたいところ。
やまびこ賞、岩手ダービーダイヤモンドカップでライズラインの2着だったシグラップロードは、前走古馬のA級二組特別で2着があり、3歳としてはレベルの高いところでの争いをしているので相手候補の筆頭。
ユナイテッドボスは重賞タイトルこそないものの、今シーズンは重賞に6回出走して2着3回、3着2回、4着1回と、もれなく上位争いに食い込んでいる。
ドナアヴィード、リュウノワン、バイザスターン、オールドバルディーら、中央や南関東からの転入組も、まだ実力的には底が割れていないだけに、あっと言わせる可能性はある。
◎7ライズライン
◯1シグラップロード
▲11ユナイテッドボス
△9ドナアヴィード
△2リュウノワン
△8バイザスターン
△5オールドバルディー
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