前日のすみれ賞に続いてのB級重賞だが、こちらは1400メートル戦。
6連勝のあと前走惜しくも2着のタカノアラエビスか、中央から転入後3連勝中のシムーンかという争い。
前走軽く気合をつけただけで楽勝だったシムーンがさらに連勝を伸ばすと見る。両馬ともにここまで手綱をとっていた真島正徳騎手はタカノアラエビスのほうを選んだが、シムーンは前走1400メートルの良馬場を、余裕を持ったままのゴールで1分30秒を切る勝ちタイム。まだまだ強いパフォーマンスを見せてくれそうだ。
とはいえタカノアラエビスがあっさりという場面があってもおかしくはない。ここ2戦で1、2着を分け合ったゴールドペンダントは、このB級では常に勝ち負けという実力馬。2頭の一騎打ちとなりそうだが、ともに逃げて結果を残してきているだけに、必要以上に競り合えば、他の馬が食い込んでくる余地もあるかもしれない。
コスモウィローは、ここ4戦でシャイニーフェイトやゴールドペンダントなど、B級トップクラスの馬と戦って好走。ただそうしたメンバーが相手だと、やや壁があるかという近走。この馬も逃げて結果を残してきていて、◎◯よりも内枠に入っただけに、思い切って逃げの手に出てひと波乱という可能性もある。
中央500万下からの転入初戦となるプラティーヌは、2桁着順が続いていたとはいえ、昨秋、芝1200メートルで1分9秒台、ダート1200メートルで1分14秒台で走っており、警戒はしておきたい。
ホーマンルッツは近走勝ち馬から1秒以上の差をつけられての敗戦が続いているが、昨年9月には1400メートルのA1・A2特別を勝った実績。その力が発揮できるようであればチャンスはある。
◎9シムーン
◯6タカノアラエビス
▲2コスモウィロー
△3プラティーヌ
△8ホーマンルッツ
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