出走メンバー中、重賞経験馬がわずか1頭と、この世代の牝馬はレベル的にイマイチな感じで、そういう意味では荒れる可能性はある。
アサヒメイゲツは2歳時の牝馬限定特別、白菊賞1着、いちい賞3着と、この世代の牝馬ではトップを争ってきた。4走前にA-1での勝利があり、その後の3戦は結果を残せていないが、ここで巻き返しを狙う。
キサラキクは、デビューしてしばらくは目立った存在ではなかったが、秋から急激に力をつけてきた。4走前、初めてのA-1戦ではアサヒメイゲツの2着に敗れたが、前々走、前走ではアサヒメイゲツに先着して牝馬最先着。上昇度ではこちらが上。
キタノカツヒメは11月にA-2戦での勝利があり、レベルの高い十勝産駒特別でも3着。年末から年明けにかけては今ひとつの成績だったが、前走B-1戦の勝利できっかけをつかめていれば、さらに上を目指せる存在。
アアモンドセブンは、牡馬との対戦でも、A-2,3までなら勝ち負けになる実力。牝馬同士のここなら当然上位争いに加われる。
メモリアルサマーは、昨年7月以来勝ち星がないものの、アアモンドセブン同様にA級で上位を争える存在。
センゴクイチも昨年9月が最後の勝利だが、12月以降はA-2,3戦で6戦連続2着か3着かという安定ぶり。
格下だがツルマキイチバンは崩れることがほとんどなく、3着の穴で。
◎6アサヒメイゲツ
○9キサラキク
▲4キタノカツヒメ
△3アアモンドセブン
△8メモリアルサマー
△2センゴクイチ
△1ツルマキイチバン
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ブレーヴキャンターは、昨年秋にはRoad to JBCからJBC(スプリント)に果敢に挑戦し、その後地元高知に戻って7戦連続連対と力を示している。重賞勝ちは昨年1月の久松城賞のみだが、その後の地元重賞で上位を争った馬たちは、コスモワッチミー、エプソムアーロン、マチカネニホンバレなど、いずれも全国レベルでも通用する馬たち。そうしたメンバーがいない今回、中心はゆるぎない。
リワードレブロンは、一昨年は高知で強力な相手に重賞で上位を争った実力。昨年の中央移籍では結果を残せなかったが、休み明けの復帰初戦はA-3というクラスもあり、ヒロカミヒメに4馬身差をつけての完勝。6歳でそれほど数を使われていないだけに、あらためて実力が問われるところ。
トーホウカイザーは、名古屋から転入後2連勝のあと川崎に遠征して大師オープンで4着と好走。大高坂賞の2着は、勝ち馬がエプソムアーロンではさすがに相手が悪かった。昨年、重賞2着までで悔しい思いをしたという別府真衣騎手だけに、あっと言わせる場面があるかもしれない。
ナムラハンターは、もう少しのところで重賞タイトルに手が届いていないが、重賞以外では2012年の転入後一度も3着を外していないという堅実な成績が目を惹く。
重賞やA級でたびたび上位争いに絡んでいるヒロカミヒメも上位に食い込む実力はある。
◎9ブレーヴキャンター
○4リワードレブロン
▲6トーホウカイザー
△3ナムラハンター
△1ヒロカミヒメ
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